2006-01-01から1年間の記事一覧

日本人はやさしい?

日本人はやさしい、と思うんだよなあ。 (といっても、外国を知っているわけじゃあないんだけどね。) 日本人のやさしさで、一番やさしいだろうなあと思うのは、外国人に対してだろうね。 それでもって、特に白人の外国人に対しては、特に優しいんではないの…

子供たちによる教員評価

生徒たちによって、教員を評価させるという話が語られている。 何も今に始まったことではない。すでにやっている学校(学校といっても様々、多種多様にあるが)も多いだろう。 これは、教師が個人的にやるのであればまだよいかもしれないが、平の教師が上司…

天の声

今、「天の声」で我々の地上の世界はにぎやかである。 「天の声」の意味は、「天の考えを人に伝える声」とある。そして、「天」とは、「神」あるいは「神々」を意味し、また、「神々のいる世界」を意味する。 そこからの声であるから、有無を言わさぬものと…

ニュースタイトル(天の声)

近頃世間を騒がしている「天の声」という言葉がある。 NHKなどによるテレビニュースでも、ニュースタイトルとして大書き見出しで「天の声」と書いている。 私は、マスメディアがこのようなニュースタイトルを平気で用いることに、大いに疑問がある。 なぜ…

善意に吸いつく

人間にはいろいろな人がいる。 依存することに慣れた人は、人の善意に引き寄せられるようにやってくる。 そして、人の善意を当たり前のように吸う。 「もっとほしい、もっとほしい」という感じだ。 食っても食っても腹が満たされないという姿は、餓鬼のよう…

心のうち

深夜に苦しい気持ちになって、目を覚ましてしまいました。 日中、ある方のとても苦しそうなブログを見ました。 何か、コメントを入れてさしあげたいというか、コメントをお入れすべきだという気持ちがありましたが、言葉が見つかりませんでした。 やはり、 …

フリーターする(?)

かつて(?)、多くの働く人たちは、会社に入って、(一生懸命というか、熱心にというか)、会社(所属する組織)のことを第一に考えて働くことを当たり前のように思い、そうすることで安心が得られ、また、安心を得ていた。(時には、自分の家や家族のよう…

孤独を感じるとき

何かをせよと言われるとき、孤独を感じる。 私たちの考えと違うと言われると、孤独を感じる。 服装を皆に合わせよと言われると、孤独を感じる。 こんなこともわからないのかと言われると、孤独を感じる。 一緒にやれと言われると、孤独を感じる。 皆もそうし…

著名人に頼る?

著名人、それはつまり、ある領域で人によく知られている人のことだ。 この著名人について、 人は、時に、こういう人のことを良い人に違いないと、誤解する。 しかし、 著名人が良い人かどうかは、まったくわからない。 良い人だということでよく知られている…

子供写真を載せる

ランダムにブログを見ていると、たくさんの子供の写真に出会います。 でも、ほとんどの人が自分の顔は一切見せません。 「なぜなのかなあ」、と素朴に思ってしまうのです。 たぶん、多くの人の応えは、 「子供だから」なのでしょうね。 それ以上は、ない。 …

夢追い人がもつ課題

「念ずれば花開く」と言った人がいる。 これについては、私もそう思う。 しかし、ただ座って念じているだけで花が開くわけではない。 それでは、そのまま朽ちるだけだ。 生活は夢の世界を生きているわけではない。まさに現実なのだ。 働かねば、収入はない。…

いつの間にか耳目に入る怖さ

先日、遅い昼食を一人ラーメン屋でとっていたときだった。 客も少なく、ざわついてもいなかったせいか、ちょっとしたことに気がついた。 ラーメンをすすりながら、ぼんやりとしていたのだけれど、 いや、いや、ぼんやりとした頭で、ラーメンをすすっていたの…

増えるうつ病

あるテレビ局で、働く者のうつ病が増えているということで話をしていた。 30代とか40代が多いようである。 内容からすると、自営業とか農業、漁業をしている人たちというよりも、組織として、そのなかで働いている人たちに多そうに思うのだがどうだろう…

血の繋ぎ(つなぎ)

自分の生を考えると、そして、私の後ろを振り返ると、私の後ろには本当にたくさんの人がいます。 母がおり父がいます。 その父や母である、私の二人の祖母と二人の祖父、つまり4人の祖父母がいます。 そして、それらの祖父母の父と母がいましたので、私の8人…

自分のテンポ

あれこれしているうちに、たいへんな時間になってしまった。 うっかり夜遅く何やかやとしていると、頭がいつの間にかさえてしまって、眠る状態でなくなってしまうので、大いに困ったことになる。 それで、ラジオをつけて、深夜便なんぞを聞いていると、古い…

人間関係は3種!

これは、「私」はどの種の人間関係を大切にするか、大切にしているか、大切にすべきかを考えたとき、思いついたものだ。 自分が日々かかわりを持っている人間というのは、本当にたくさんいる。 しかし、これらの人たちを、自分を中心にした人間関係で見てみ…

いのちを道具にするな!

子供のなかにも、大人のなかにもいるのだが(大人は子供よりも少ないと思うが)、 「死んでやる!」という思いで、それをする者がいる。 これは、 何かを得ようとして、自分の命を使おうというのである。 きわめて、幼稚で、愚かしいことである。 なぜなら、…

人間は、他の生き物と同じではない。

人間は、生死をもつものとして、他の生き物と同等である。 しかし、「他の生き物とどこまでも同じか?」、というとそうではない。 人間は、「他の生き物と同じ」、というところにとどまっているかというと、そうではない。 人間を他の生き物と区別するとした…

せっつく車

車を走らせていると、後ろからぴったりくっついて、いらいらさせる車があった。 私は、こういうのが嫌なので、適当なところで片側に寄せて、追い越させてやった。 見れば中年のおじさんである。 もっと若いやつかと思っていたのだが・・・。 その車は私を抜…

商売熱心な自治体

「商売熱心な自治体」というのも変な表現だが、まるで商売人か民間企業のように思える自治体の動きがある。 どこかの市も、言ってみればそれで失敗したのかもしれない。 村おこしだ、町おこしだと言って、客商売をしているように見える自治体がある。 観光客…

甘い社会?

甘い社会、と言っても、別にアイスクリームや飴を売る社会のことではない。 親が子供を育てるのに、厳しくもしなければならない、愛情も注がねばならない。 甘えさせるばかりではいけない、かといって厳しいばかりでもいけない。 最近の状況は、 子供が(あ…

私を取り巻く社会、世間、人々

五味太郎さんが、こんなことを書いている。 ここに、書き留めておこう。 「人それぞれの事情がある」ということを、これほど無視する社会も珍しい。また、人それぞれの事情を社会の事情にすぐ置き換える人がこれほど多い社会もまた珍しい、そんな気がしてい…

ニーズ多様化の背景から人生を考える

人が多様な価値観をもって生きる社会になったとか、ニーズの多様化とかという言葉で、近年の日本社会を説明する政治家や評論家、エコノミストたちがいる。 人生そのものは、本来多様なものであるはずであるが、果たしてどう考えるべきなのか。 ニーズの多様…

張りぼて人間

「張りぼて」とは、「張子で作ったもの」のことをいう。 「張子」とは、「木型に紙を重ね貼り、乾いてから型を抜き取って作ったもの、あるいは、木・竹などを組んだ上に紙や布で貼って作ったもの」である。 さて、 ある知人が、「張りぼて人間が倒れたよ」、…

寿命の終わり方

昨日、三島由紀夫さんの書いたものを引用して、自分のすべてをさらけ出そうとする行為について書いたな。 それを「無礼者だ」と、三島さんは言っておったのじゃった。 まあ、これはこれで、けっこう納得もするし、理解もする。 さて、ずっと時代は離れるのじ…

年寄りと社会

「ハウルの動く城」で、たしか、ソフィがおばあさんになって、次のような言葉を言っている。 「年寄りのいいところは、失うものが少ないことね。」 一つの真理だと思うな。 愛すべき年寄り像であるな。 人は成長するにつれて、所有するものをどんどん増やし…

兵器を、平気で、廃棄せよだって!

ある小さな国がとんでもない兵器を持っているかも知れぬと言って、それを放棄せよと言う。 しかし、放棄することがあるだろうか。 まさに、その兵器を持っているということで、その存在をあなどれなくなってしまったのだし、大国も耳を貸さざるを得なくなっ…

自分の真実の姿とその告白

自分の真実の姿というのは、清いものなのでしょうか、それども、醜いものなのでしょうか。 そして、自分の真実のままを好きになってもらおうとすることは、どういうことになるのでしょうか。 三島由紀夫が、次のように書いているところがあります。 なるほど…

制限速度を超えると

先日、田んぼのなかの道路を、気持ちよく車を走らせていたときのことだ。 対向車線を走る軽トラックからパッシングがあった。 ドライバーを見ると、やや高齢の方で、助手席にいる同じような年齢の人と話しながら運転していた。一瞬のことではあったが、車や…

こども-閾を跨げば

「男は閾を跨げば七人の敵がある」という言葉があるが、 今や、子供を学校へ送り出そうとすれば、鎧兜に武器を持たせて、「くれぐれも心許すでないぞ」などと言って、家を送り出さねばならない時代なのかもしれない。 いやいや、そういう時があるのかもしれ…