兵器を、平気で、廃棄せよだって!

ある小さな国がとんでもない兵器を持っているかも知れぬと言って、それを放棄せよと言う。

しかし、放棄することがあるだろうか。

まさに、その兵器を持っているということで、その存在をあなどれなくなってしまったのだし、大国も耳を貸さざるを得なくなったのだからね。

これは、本当に、たいした物を持ったことになるのですね。

そういう、その小国にとって、すばらしいものをそうそう易々と手放せるわけがないではありませんか。

手放したと言っても、こっそり、ちょびっと持っていたりするかもしれないしね。

その兵器を持つことが、いかに大きなことなのか、よくわかりますね。

報復してやっからな、なんて言われると、ちょっとびくついたりもしたりしてね。

かつてのわが国みたいに、一億玉砕でもいいんだからね、なんて言って、闇雲にスイッチを押されてもかなわないし。

表と裏の外交努力がいるかもね。そして、内政としてどうするかも問われるかもしれない。

持たざるものの論理と持てるものの論理の交錯もある。
はて、さて、われわれの国は・・・。

・・・やっぱり、人類はみな兄弟、愛に国境はない、宇宙から見たら国境線なんてないんだの路線でいくべきかなあ。