2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

生き方と人との勝ち負け

「どう生きるか」と考えてまず思うことは、「自分を生かす」ということではないか。 「どう暮らすか」も大切だが、「自分をどう生かすか」の方も負けないくらい大切ではないか。・・・ ・・・負けまい負けまいと考えているだけでは、目に見えぬ「敵」に心が…

常人は

常人は則ち虚を失へり、焉ぞ之を語るに足らんや。(大塩中斎『洗心洞箚記』) 「常人は」というのは、大抵の人はということでよいのでしょう。 「虚」は「太虚」。これは本来失われるものではない。 大抵の人は、心の大本、その人の「私」の大本を見失ってい…

困難との遭遇と人の生き方

人は、その人生の過程にあって、人の力ではどうすることもできないような困難事態に遭遇することがあります。 そういうなかにあって、自身の人生では、自力、自己努力の重要性を常に知っていて、そして、知っているだけではなく、それに務めなければならない…

人の世界と神仏の世界

人というのは弱い存在ですから、 というよりも、人は時にたいへん弱くなることがあるので、 それで、神仏の世界に近づき過ぎたりもいたします。 結果、非社会的ならまだよいですが、反社会的となったりもいたします。 非社会的ならまだよいといっても、それ…

やめるべきこととすべきこと

やめるべきこと。 これをすぐに思いつくなら、それはすぐさまやめるべきでしょう。 我々はやむにやまれぬことは平気でやめるが、 やめてもよいことは一生懸命にやる。 お恥ずかしいことであります。 (参:山田準『言誌録講話』) やめてもよいことというの…

自分をしっかり生きていく

自分をしっかり生きていく。 自分をしっかり創り上げていく。 しっかりとした自分を創ってゆく。 それは自分にしかできないこと。 それは自分がすることです。 人間生活の一番深い、一番本質的な望みは、 あくまでも一個の人生の理趣を知ることである。 人生…