環境

エコのための金の使い方

エコ(エコロジー)、つまりは自然に配慮した生き方を叫んでいるが、 大切なことは、 そのために金を使うというよりも、 地道につつましく暮らす生き方を 心がけることである。 消費を煽るというのは、必ずしもエコにつながるものではない。むしろその逆に働…

障害児施設をつくった親たち

社会福祉施設にもいろいろありますが、このなかに、障害児とか障害者の施設というのがあります。 こういう施設のなかには、親御さんたちがつくった施設というものも、そう多くはないのかもしれませんが、あります。 子を思う親の愛ほど大きなものはないとも…

大衆の心は揺れる

経済不安が社会に大きく渦巻いている状況下にあって、 多くの人々がその不安の解消を切に求めているときに、 強引にある種の策が講じられたとして、 それが人々の不安をなにがしか解消するのに役立った場合には、 それがたとえ長期的なさほどの効果がないと…

権力を持つ人

社会や組織を正しく治めるための力量に、たとえ乏しい人であっても、その者が大きな権力を手にし、その権力を使うことに面白みを覚え始めると、権力を振るうために権力を使うようになる。その者の権力志向が強ければ、権力があることを示すために権力を使う…

お笑いと浮ついた社会

軽い社会とは、うわついた社会と言ってもよい。 お笑いものが流行るというのも、現在が軽い社会であることの現れだ。 軽いものは浮遊するほどのものであるから、長くは持たない。 廃(すた)れるのも速いということである。 浮ついたものが一時的に流行って…

衆愚政治

困っていますね! たいへんな時期ですものね! あげましょう! あげましょう! もっとちょうだい! もっとちょうだい! こまりましたねえ。そうですか。では、あげましょう!・・・でもね、このままでは、あげるためのものが無くなってきますから、後からし…

人間の世界って、いろいろあるのよね

「自分さえよければよいという考え方は、個人にあってはエゴイストを生み、企業やメディアにそれが生じると、あくどい商業主義と文化の退廃を招き、結果として、人命や自然を破壊する勢力となる。国家は・・・?これがいちばんこわい。戦争の原因は、すべて…

環境と生活体との関係から

意識的思考の始まりは、生活体と環境との間での相克が起こることから来る。 そして、意識的思考の第一の目的は、その、あるいはそれらの対立を確認することにあり、次の目的はそれを解決することになる。 しかし、思考ばかりが働きすぎるようになると、思考…

雨の日に聴く曲

雨や、雨上がりの日には、ピアノ曲がよく似合うね。 短調の曲はさびしいから、 よく聴きなれているショパンの夜想曲第2番変ホ長調OP.9-2でいい! これで、自分の世界を映し込むことができるだろう。

人間的価値が低められるのも

感覚そのものには、二分法は入ってこない。 しかし、通常の認知過程とその結果には常に二分法がある。 人間がつくる社会は、この二分法が幅を利かせるので、人間的価値を低められる人たちが常に作り出される必然を持つ。 したがって、 人間的価値が低められ…

施設で生活する人は

言っておくけどね。 施設生活をしている人には、休みはないんだかんね! この意味わかる! 施設で仕事をしている人のことじゃないよ! 施設で暮らしている人は、ってことだからね! でも、たぶん、わからないんだよな! まだまだ時間が要るんだろうなあ!

自然を愛する国民?

・・・口を開けば、日本人は自然を愛する国民だという。 それも嘘だ。 外国には自然自体を対象とした一流の文学作品がある。日本にはないとはいわないが、非常に数が少ない。 ふんだんに、優れたものとして残されているのは、自然自体を描いたものではなく、…

あぶない(近所の国)

ちょっと思ったのですが、 二つに分かれている半島の国の一方が核兵器を保有しているとして、 それでもって、この両国はともに統一したいと思っていて、 それが実現したとしたら、 日本の近所のその国は、核保有国ということになっちゃいますね。 ひとたび手…

春(ちょっと早い?)

野山、というより、田畑というべきでしょうか、 ひばりの声を聞くようになりました。 暖冬のせいか、少し早いような気もいたします。 そんなわけで、こんな歌を・・・。 ましろに、みえし、ゆき、きえて、 のは、おもしろく、なりにけり。 草も、はえ、木も…

温暖化はうれしい(って、考えたりして?)

今日は、けっこう暖かい。 冬だというのに、とっても心地よいのだ。 ということで、ちょっと考えてみた。 こうした心地よさを、仮に地球温暖化のせいとして考えたらどうだろう。 「心地よい・・・良いではないか」と、これを喜ぶ者もいることは、・・・あり…

気になる大きな国たち

俺たちの国って、でっけえのかい? なに、ちっぽけな国さね。 そんなに小せえのかい? そりゃあ、そうだぞ。 遠方の国のひたぁ、日本てえ国は、中国のどっかにあるんだろうって、このめえ言ってやがった。 そいつあ、馬鹿じゃねえか? うんにゃ、普通のおっ…

線路は続く(マニュアル社会)

線路は続くよ どこまでも 野を越え 山越え 谷越えて というように、今やレールに乗った機関車みたいに、マニュアル社会は続いてゆく。 ペコちゃん人形が、首を揺らして立っているかのように、 おくびをそろえて、ペコ ペコ ペコ 本当に、この頃は、このペコ…

お金を回す(政治)

お金を回すて、何のことですか? 皿回しみたいに、銭を、爪楊枝みたいなものの先に置いて、回してみせるって芸でっか? ちがうがな! お金はな、社会を循環するものなんや。 そこでの、 この日本の社会はな、 ほんまに狭い島国やからな、 お金をぐるぐる回し…

いやなニュース

何で、こうも不快なニュースが、年明け早々流れてくるのでしょう。 子供たちにニュースも見せられないような、そんな内容のものが、続いています。 もっと楽しい話題が 身のまわりに、ほしいものです。

事始め(の愚行?)

「○○市にお住まいのみなさまへ」という配達が始まった。 これは、年賀状だけでしたかな? 間違いなく、利益を上げますなあ。 末端の配達員も、会社の確実な利益増で、喜びますかなあ。 商いの倫理がまた一つ消えたような気もいたしまするが。 宅配業者も、対…

醜い町

ボランティアで、町の清掃をしている方がいる。 学校のボランティア活動で、町の美化運動に取り組んでいる生徒や学生さんたちがいる。 年に何回か、地方では、地域の自治会で、清掃活動をしているところもある。 町がきれいになる。通りがきれいになる。海岸…

12月8日のこと

12月8日のことを書きそびれたので、ちょっと。 12月8日は、真珠湾攻撃の日。 大東亜戦争(太平洋戦争)開戦の日。 1941年12月8日の未明、日本海軍が真珠湾軍港とその周辺飛行場を奇襲攻撃。 日本側航空機29機・特殊潜航艇5隻喪失。 米側戦艦…

いつの間にか耳目に入る怖さ

先日、遅い昼食を一人ラーメン屋でとっていたときだった。 客も少なく、ざわついてもいなかったせいか、ちょっとしたことに気がついた。 ラーメンをすすりながら、ぼんやりとしていたのだけれど、 いや、いや、ぼんやりとした頭で、ラーメンをすすっていたの…

せっつく車

車を走らせていると、後ろからぴったりくっついて、いらいらさせる車があった。 私は、こういうのが嫌なので、適当なところで片側に寄せて、追い越させてやった。 見れば中年のおじさんである。 もっと若いやつかと思っていたのだが・・・。 その車は私を抜…

商売熱心な自治体

「商売熱心な自治体」というのも変な表現だが、まるで商売人か民間企業のように思える自治体の動きがある。 どこかの市も、言ってみればそれで失敗したのかもしれない。 村おこしだ、町おこしだと言って、客商売をしているように見える自治体がある。 観光客…

兵器を、平気で、廃棄せよだって!

ある小さな国がとんでもない兵器を持っているかも知れぬと言って、それを放棄せよと言う。 しかし、放棄することがあるだろうか。 まさに、その兵器を持っているということで、その存在をあなどれなくなってしまったのだし、大国も耳を貸さざるを得なくなっ…

歩道橋に問題あり

市街地の周辺道路整備で、数ヶ月前から新しく道路拡張工事が行われている。 先日、久しぶりにそのあたりを通ると、大きな、立派な歩道橋ができていた。 そこで、日ごろより不平不満の多い私は、また、独り言で不平をぶつぶつと言い始めた。 私は、独り言でぶ…

本音と建前

人の話には本音と建前がある、というのはよく知られたことです。 本音と建前に近いことは、法制度とその運用にもあります。 先ごろ、高校3年生を対象とした世界史の科目の問題でしたか、必修科目未履修問題が明るみに出ました。 すったもんだありましたが、…

クッキング

クッキングといっても、ここでの話はクッキング機材のこと。 建築関係の人との話で、ひょんなことからIH調理器(IHクッキングヒーター)の話題になった。 調理器具もなかなか便利になったものだ、という話からなのだが、 どうも、こういう調理器具を使ってい…

実りの秋

田んぼではもう刈り入れが終わりました。 彼岸花も次に咲くときまでお別れです。 こんな句を見つけました。 稲と稲 触れ合う音の 暮れてきし (山内山彦) 赤も亦 悲しみの色 曼珠沙華 (中村芳子)