子供たちによる教員評価

生徒たちによって、教員を評価させるという話が語られている。

何も今に始まったことではない。すでにやっている学校(学校といっても様々、多種多様にあるが)も多いだろう。

これは、教師が個人的にやるのであればまだよいかもしれないが、平の教師が上司の指示で行うとか、教師を監督する者の指示で行うとか、そして、その結果の提出が求められるとか、教育委員会や学校経営者の指示監督のもとに行われるとか、ということであれば問題があろう。

大人たちは子供たちや生徒をあなどってはいけない。

あなたたちが考えるほど子供たちはおろかではない。

むしろ、大人たちの方がおろかにも見えてくる。

いやらしい話ではあるが、教師を脅かそうとすれば、あるいは多少とも教師を意のままに動かそうとすれば、皆でつるんで教師の評価を落とせばよいのである。

いじめをする首謀者の仲には、こういう知恵を持っている子供(生徒)もいる。

なかには、それを見破れずに、いじめられている子供を責めるおろかな教師までいる。
(見破っていて、それをする教師もいるとも思うが・・・。)

まあ、大人が考えるほど子供はおろかでないというのは、私だけだろうか。