2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

鐘をつく

今夜は、各地のお寺で除夜の鐘が打ち鳴らされます。 除夜とは除日の夜ということ、除日とは旧年を除いて新年を迎える日のことです。 そして、その新年を迎えるにあたって、除夜の鐘がつかれるのです。 鐘をつく回数は、百八です。 百八とは、煩悩の数です。 …

生きること(本質)

たくさんの情報を持っているからといって、生きるための本質に近づけるわけではない。 情報のとり方の知識を持ったからといって、生きる本質の得方に近づくわけではない。 情報を得るための機材を持ったからといって、生きる本質を得る道を得たことにはなら…

会社に

「会社に殺される」、という表現がある。 この場合、「会社」とは誰なのだろう、あるいは何者なのだろう。

できの悪い人

人間、多少できが悪いと思われているくらいがちょうどよい。 できがよいと思われていると、次々と期待もされよう。 また、それら期待に応えるべく、生きることになろう。 それはすでに、自分の道とはいえない。 自分の道を歩もうとすれば、多少できが悪いく…

生きていること(未完を生きる)

生きていることは、未完成であり続けることなのじゃ。 ならば、完成があるかというと、完成というものはない。 終わりがあるとすれば、未完であり続けることが終わる、ということじゃろう。 これは、個人も、人類も、あらゆる生命も、宇宙も、皆同じじゃ。 …

生きている限り

人は、生きている限り、常に何らかのものを求め続けていく。 そして、 求め続けるというのは、何も人間に限ったことではない。 生命をもっているとは、そういうものだ。 ならば、求め続けることに抗っても仕方がない。 ただ、何を求めるかについては、少しば…

中学の先生のこと

古い友人と久しぶりに会って、酒を飲みながら話をした時のことだ。 話題が教育や教師の話になった。 私は、教育や教師を彼がずいぶん嫌っていることに気づいたので、そのことを問うてみた。 すると、彼は次のような出来事を話した。 中学生の頃、担任の教師…

国語の時間(教育の問題から人間の問題へ)

子供のころ、国語の問題には、いつも辟易していた。 問題は、読解についてだ。 たとえば、「ここで、作者は何を言いたかったのか」などという問題だ。 ほとんど、いつも自分の答えが違っているように思えた。 また、教師の答えや解答用紙の答えを怪しんだ。 …

トップの人気

トップの人気がまた下がりそうだ。 そもそも、一度排斥した人たちを引き入れるところあたりから、いろいろなことが狂ってきているのかもしれない。 いやいや、あれは、彼の采配力の弱さとその露呈ということだろう。 そして、 その采配力の弱さが、これから…

金持ちになりたい?

金持ちになるということは、 それなりの資産を持つ者になるということ。 金持ちになるのは、なかなか難しい(ように思う)。 貧乏人では、資産家になれない。 ほどほどの余裕金がなければならない。 ローンに追われているようでは、資産家には、なれない。 …

サラリーマンのうた

こすりとられても こすりとられても ただあなたのためだけに 身を削りとることしか 能のない僕だったのです ちいさくちいさくなって ある日 ふいに消え去ったとしても 残るものなどなにもない あなたを 純粋な気持ちで ピカピカに磨き続けていた 僕がいたこ…

何のために生きるのか?

何のために生きるか、と考えることは、大切なことである。 しかし、もっと大切なことは、 いかに自分なりに生きるか、あるいは、いかに自分らしく生きるか、を考えることである。 そして、さらに大切なことは、 それなりに生きることであり、 自分なりに生き…

平社員の楽しみ(早朝)

毎朝、先に来ているA平社員。 年齢は、中年。 彼より早く行こうとするが、彼は相当に早く来ている。 彼がいつごろ来るのかというのを観察してみたが、結論は、 要するに、他の同僚よりも、上司よりも、早く来るということ。 それで、彼は、どの社員からも、…

寿命への心構え

以前は、あっちへ行くのも、自分の心がけ次第だ、とか、 あっちへ行ったら懐かしいやつらに合えるだろうが、そう急ぐわけにはいかん、などと言ってた人が、 お迎えというのがあるからなあ、などと言うようになってきた。 彼も、そろそろ、受け入れ準備ができ…

醜い町

ボランティアで、町の清掃をしている方がいる。 学校のボランティア活動で、町の美化運動に取り組んでいる生徒や学生さんたちがいる。 年に何回か、地方では、地域の自治会で、清掃活動をしているところもある。 町がきれいになる。通りがきれいになる。海岸…

働ける限り働きなさい

働けるというのは、幸せなことですよ。 歳をとったからといって、仕事をしなくなると、すぐに呆けてしまいますよ。 人間、生活から仕事を取って、一体どんな生活が待っていると思いますか。 飼い犬を連れて、そこいらを散歩して、後はテレビでも見て生活する…

会社一筋

・・・・・・・・・ 僕は ・・・・・・ 愛する妻や子を持った 善良な一市民でしかない 野良犬や すて猫のように 邪険にあつかわれたとしても がまんをするしかない だんだん角がとれ まるくなって 川底の石のように 流れに耐えているしかない ・・・・・・・…

愚か、かな?

人というのは、ほんまに些細なことで、ぎょうさんに浮いたり沈んだりしよるなあ。 悲しい生き物やなあ。 そんな些細なこと、どうでもええやないか! 私ら、生きることでいつも精一杯やで。 こないだも、寒さで仲間が死んでいきよったがな。 あれでもやっぱり…

生き残り方

生き残り方と言っても、ここでは、「命」の生き残り方、のこと。 (会社での生き残りとかの話は、またいつか。) 現代で、命を奪われそうなことといえば、一つには大病を患うことがあるが、それは自己管理の問題として、ここでは置いておく、 ここに書こうと…

不倫

不倫とは、人倫にはずれることを言う。 あるいは人道にそむくことを言う。 人倫とは人道、すなわち人としての道である。 それは、人と人との秩序の関係である。 その秩序を乱したものは、自ずとその報いを受けることになる。 しかし、 今のその欲望を満たす…

母なるものとの絆

われわれは、母から生まれて、母の元に帰る。 母から生まれ、母なるものを忘れ、やがて母なるものの元へ帰ることに気づくというのが、多くの者の生き方だろう。 多くの場合、 人は、母なるものから離れ、自らが生きているかのように思っているが、 母なるも…

世間との生き方

世間との生き方、あるいは世間での生き方、あるいは世間に対する生き方 まあ、いろいろ考えられるのだけれど、 世間との関係で言えば、ここにはいろいろな生き方がある。 世間(社会)を何とかしようとする人がいる。 それを生活そのものにしようとする人は…

若者は荒野を目指す

若者は冒険をします。 それは、小さな冒険から、大きな冒険まで、いろいろです。 命の危険があるものから、人生の危険のあるもの、とるに足らないような、他の人から見ると冒険と思えないような冒険もあります。 でも、やっぱり若者は冒険をするのです。 そ…

女と男

女性は、かよわい者であって良いのです。 女性は、たおやかで良いのです。 しかし女性には女性の強さがあります。 一方の男性には、男性としての強さがあり、弱さがあります。 それを補い合うような、支えあうような女性と男性の姿は、自然で気持ちよく思え…

人間が丸くなる

最初は、角があるのかどうか、よくわからないのだけれど、 十代では、角だらけだ。触った相手を傷つけるほどに。 人間関係が複雑になると、角も取れてくる。 でも、逃げるところがあるうちは、角も取れにくい。 働き始めると、そうそう逃げるところもないの…

生き方の考えの変化

自分の生き方については、おそらく、けっこう多く考えてきているはずだ。 これまでに、きっと、何百回も考えただろう。 立ち止まると、いつも考えていたかもしれない。 でも、それぞれの年齢で、それぞれの自分の年齢に応じたことを考えてきているように思う…

結婚の継続

結婚して、その後の生活は、好きということだけでうまく続けていけるものだろうか。 私の周りで結婚していく人には、恋愛関係からの人が多い。 その一方で、いつまでも結婚相手を探している人もいる。 で、そうした人の中には、見合いをする人もいる。 とこ…

結婚式・披露宴でのキスを見て考えた

先だって結婚式・披露宴に招き受けて、行ってきた。 式は、ホテルの式場で、どこかのビジネス神父により行われた。 披露宴は、けっこう大勢招かれていて、会社関係の若い者も多かった。 式でも、披露宴の場でもそうだが、近頃ではキスをさせるというか、して…

12月8日のこと

12月8日のことを書きそびれたので、ちょっと。 12月8日は、真珠湾攻撃の日。 大東亜戦争(太平洋戦争)開戦の日。 1941年12月8日の未明、日本海軍が真珠湾軍港とその周辺飛行場を奇襲攻撃。 日本側航空機29機・特殊潜航艇5隻喪失。 米側戦艦…

ブログのこと

ブログを始めて3ヶ月ほどになる。 そろそろ、あれこれ考える時期がきたのか、ふと、自分のしていることを考えた。 で、気がつくと3ヶ月ほどたっているというわけだ。 この3ヶ月というのが、面白いとは思うのだけど、そんな話はおいといて、あれこれ考えた…