2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
自分の生を考えると、そして、私の後ろを振り返ると、私の後ろには本当にたくさんの人がいます。 母がおり父がいます。 その父や母である、私の二人の祖母と二人の祖父、つまり4人の祖父母がいます。 そして、それらの祖父母の父と母がいましたので、私の8人…
あれこれしているうちに、たいへんな時間になってしまった。 うっかり夜遅く何やかやとしていると、頭がいつの間にかさえてしまって、眠る状態でなくなってしまうので、大いに困ったことになる。 それで、ラジオをつけて、深夜便なんぞを聞いていると、古い…
これは、「私」はどの種の人間関係を大切にするか、大切にしているか、大切にすべきかを考えたとき、思いついたものだ。 自分が日々かかわりを持っている人間というのは、本当にたくさんいる。 しかし、これらの人たちを、自分を中心にした人間関係で見てみ…
子供のなかにも、大人のなかにもいるのだが(大人は子供よりも少ないと思うが)、 「死んでやる!」という思いで、それをする者がいる。 これは、 何かを得ようとして、自分の命を使おうというのである。 きわめて、幼稚で、愚かしいことである。 なぜなら、…
人間は、生死をもつものとして、他の生き物と同等である。 しかし、「他の生き物とどこまでも同じか?」、というとそうではない。 人間は、「他の生き物と同じ」、というところにとどまっているかというと、そうではない。 人間を他の生き物と区別するとした…
車を走らせていると、後ろからぴったりくっついて、いらいらさせる車があった。 私は、こういうのが嫌なので、適当なところで片側に寄せて、追い越させてやった。 見れば中年のおじさんである。 もっと若いやつかと思っていたのだが・・・。 その車は私を抜…
「商売熱心な自治体」というのも変な表現だが、まるで商売人か民間企業のように思える自治体の動きがある。 どこかの市も、言ってみればそれで失敗したのかもしれない。 村おこしだ、町おこしだと言って、客商売をしているように見える自治体がある。 観光客…
甘い社会、と言っても、別にアイスクリームや飴を売る社会のことではない。 親が子供を育てるのに、厳しくもしなければならない、愛情も注がねばならない。 甘えさせるばかりではいけない、かといって厳しいばかりでもいけない。 最近の状況は、 子供が(あ…
五味太郎さんが、こんなことを書いている。 ここに、書き留めておこう。 「人それぞれの事情がある」ということを、これほど無視する社会も珍しい。また、人それぞれの事情を社会の事情にすぐ置き換える人がこれほど多い社会もまた珍しい、そんな気がしてい…
人が多様な価値観をもって生きる社会になったとか、ニーズの多様化とかという言葉で、近年の日本社会を説明する政治家や評論家、エコノミストたちがいる。 人生そのものは、本来多様なものであるはずであるが、果たしてどう考えるべきなのか。 ニーズの多様…
「張りぼて」とは、「張子で作ったもの」のことをいう。 「張子」とは、「木型に紙を重ね貼り、乾いてから型を抜き取って作ったもの、あるいは、木・竹などを組んだ上に紙や布で貼って作ったもの」である。 さて、 ある知人が、「張りぼて人間が倒れたよ」、…
昨日、三島由紀夫さんの書いたものを引用して、自分のすべてをさらけ出そうとする行為について書いたな。 それを「無礼者だ」と、三島さんは言っておったのじゃった。 まあ、これはこれで、けっこう納得もするし、理解もする。 さて、ずっと時代は離れるのじ…
「ハウルの動く城」で、たしか、ソフィがおばあさんになって、次のような言葉を言っている。 「年寄りのいいところは、失うものが少ないことね。」 一つの真理だと思うな。 愛すべき年寄り像であるな。 人は成長するにつれて、所有するものをどんどん増やし…
ある小さな国がとんでもない兵器を持っているかも知れぬと言って、それを放棄せよと言う。 しかし、放棄することがあるだろうか。 まさに、その兵器を持っているということで、その存在をあなどれなくなってしまったのだし、大国も耳を貸さざるを得なくなっ…
自分の真実の姿というのは、清いものなのでしょうか、それども、醜いものなのでしょうか。 そして、自分の真実のままを好きになってもらおうとすることは、どういうことになるのでしょうか。 三島由紀夫が、次のように書いているところがあります。 なるほど…
先日、田んぼのなかの道路を、気持ちよく車を走らせていたときのことだ。 対向車線を走る軽トラックからパッシングがあった。 ドライバーを見ると、やや高齢の方で、助手席にいる同じような年齢の人と話しながら運転していた。一瞬のことではあったが、車や…
「男は閾を跨げば七人の敵がある」という言葉があるが、 今や、子供を学校へ送り出そうとすれば、鎧兜に武器を持たせて、「くれぐれも心許すでないぞ」などと言って、家を送り出さねばならない時代なのかもしれない。 いやいや、そういう時があるのかもしれ…
悠久な自然のうちに人生を見れば、善も悪も、そこにない。 あるのは、ただ、命あるものの営みばかりだ。
市街地の周辺道路整備で、数ヶ月前から新しく道路拡張工事が行われている。 先日、久しぶりにそのあたりを通ると、大きな、立派な歩道橋ができていた。 そこで、日ごろより不平不満の多い私は、また、独り言で不平をぶつぶつと言い始めた。 私は、独り言でぶ…
こんな詩が思い浮かんできました。 昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ この命なにを齷齪(あくせく) 明日をのみ思ひわづらふ (島崎藤村「千曲川旅情のうた」より) 自身について、思いわずらうというのは、 どういうときが多いのだろうか。…
パンツ収集家といっても、その方面の人は期待しないように! 期待しても、面白くないからね! 期待している人は、「なんだ、この話は!」と言って怒るといけないから、 読まないようにね! (でも、たぶん、読むんだろうなあ、きっと。) ある知人の話です。…
高速道路を走らせていると ふと、このままずーっと行ってしまおうかという思いに駆られるときがある。 さほど意識もしていないが、車を走らせるのが好きなのだろうと思う。 下を走っていて、そのまましばらく適当に車を走らせて行くときがある。 そして、そ…
何も、いのちをかけてまで学校へ行かなくてもよいと思うんですよね。 学校では、教師の懐で守られる必要がある。 しかし、それがないなら、 家で、親の懐で、守られる必要がある。 親は、本当に、子供にとっての最後のよりどころなんだと思うんですよね。 い…
忙しく仕事をしているときに限っていらぬ電話が入るときがある。 「○○さん、お電話です。」 などと言われて、丁寧に「お待たせいたしました。」などと言って電話を取ると、 マンションを買わないか、と言ってくる。 この忙しいときに、くそ~、と思うが、怒…
地方の公園付近を車で昼間に通ると、けっこう車が止まっている。 また、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでも、駐車場のはずれの方に、車が何台も止まっていたりする。 ほとんどが、男性である。女性であることはまずない。 皆さん、仕事中の休憩…
いじめられる側は、しっかり記録を残しておくことです。 これは、何かのときに、明確な資料として突きつけることができるようにしておくためです。 その何かのときが来たからといって、これまでのことをいざ思い出して書こうとしても、そう簡単ではないでし…
若い者のなかに、日本語の文章をまともに書けない者が多すぎる。 何とかしてくれ! 主語と述語が対応しとらんぞ!と言われるような文章を平気で書いてくる者もいる。 社会に出てから、誰が教育するというのだ! 会社の方で、書き方教室でも開く必要がそのう…
最近は相変わらず景気がよくないので、それほど言われないのだろうか。 このたびは、女性の社会参加、あるいは女性の社会経済活動への参加の促進という話。 (でも、どう話が展開するかは、独り言ゆえわかりませぬが・・・、) 格好のよい言葉ではある。 そのた…
会議で、貴重な人生の時間が奪われていると思うときがある。 それは、時間をかけて議論をしても、結局次のようなことになる会議である。 ●最終的に、結論といえるのかどうかわからんような話で終わってしまう場合。 ●最初に出ていた案にしとけばよいものを、…
車の運転をしていて、時に、「またか!」といらいらさせられることがある。 で、今日のところは、右折の話。 右折をしようとする車はセンターラインよりに寄って右折待機すべし! 片側一斜線の道路では、右折車がセンターラインよりに寄らないために後続の車…