歩道橋に問題あり

市街地の周辺道路整備で、数ヶ月前から新しく道路拡張工事が行われている。

先日、久しぶりにそのあたりを通ると、大きな、立派な歩道橋ができていた。

そこで、日ごろより不平不満の多い私は、また、独り言で不平をぶつぶつと言い始めた。

私は、独り言でぶつぶつと言い始めた声を聞いて、自らの内なる不平を自覚するタイプなのだ!
(これは奇癖なのかもしれない。ならば、私は珍しいタイプの人間に属するかもしれない。こういう場合、くれぐれも変わり者と位置づけないように!誰しもプライドというものがあるのだからね。)

いらぬ話になってしまった! 何の話じゃったかの~。 

おお、そう、そう、歩道橋の話じゃった。

歩道橋というものは、あれはいかん!

聞くところによると、外国にはあまりないそうじゃが、まあ、しかし、外国も広いからの~、
わが国以外はみな外国じゃから、そうそう怪しげなことは言えんが、とにかく、歩道橋というものは良くないぞ!

あれは、車にだけ都合が良いではないか。
どうも、わが国(の国民)は、新しいものが入ってくると、古いもののこと(既成のもの)を省みず、新しいものの導入を優先する傾向があるな。

悪いとばかりも言えぬが、しかし、もう一歩踏み込んで考える知恵を持っていると、良い発展や開発ができるのじゃがな~。

また、話がそれてきよるの~。

今日の話は、え~・・・、そうじゃ、歩道橋じゃ!

あれは、いかん!

人間は、元来、歩行移動をする者なのじゃ。だから、中高年の者の中にはやたらと熱心に歩いとる者も近年では見かけるようになった。あれも、言ってみれば、反省しとるようなものじゃ!もっと歩かねば、とな。

まあ、それはよいとして・・・。 歩道橋の問題じゃ。

年寄りも増えた。年寄りだけではないぞ、障害を持っている者もおる。少子化対策と言っとるのだから、小さな子供や小さな子供を連れたお母さん方のことも気づかにゃいかん。もそうじゃ、ベビーカーを押して歩く方もおる。

それなのに、歩道橋はいかんではないか。 エレベータをつければよいとな! いかん、いかん!

それも、視点は車使用者優先の考え方じゃ!

部分的に車道を下げなされ! 
あくまで、歩行者優先じゃ! 

金の使い方も、そういう視点でやりなされ!

暮らし方の豊かさとは、そういうところにありますぞ!
地域開発の考え方も、もっと人間の本質から考えなされ!