2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

公衆便所の落書き

先日、高速道路のサービスエリアでトイレに入ったときのことだ。 用を済まして、ペーパーを取ろうとして、そこになにやら落書きらしいものが書いてあることに気がついた。 消えかかった字をよく見ると、 ○○会社 ○○ 死ね と書いてある。 このドライバー、よほ…

惜別(わかれ)

人生のなかでは、当然、たくさんの人と出会っているのですが、出会いはなぜか未来に似つかわしく、別れのみが思い出に残ります。 好きな歌の一つに「惜別の歌」というのがあります。 その詩は、次のものです。 遠き別れに 耐えかねて この高殿に 登るかな 悲…

宇宙と私

夜の空をよく見ていたころがある。 一人で夜空を見上げていて、 一人で星々を見ていて、 また、天体望遠鏡で、一人で星を見ていて、 いつの間にかその世界の中に自分が入ってしまうことがある。 それは、宇宙の中に自分が吸い込まれるような感覚で、少し怖い…

年(歳)をとることと喪失感(歯医者!)

人は、壮年期以降、歳をとることによって死に近づくことを意識させれらることになる。 あるとき、歯が痛いので歯医者に行った。 すると、「アア、この歯はもうだめだなあ。」といって、あっという間に抜かれてしまった。 これが私の最初の喪失体験だ。 喪失…

本当は好きな人?

人の悪口を言う人がいる。 それで、こちらはそれをしっかり聞いて、こちらも一緒になってその人は本当に悪い人だと言う。 こちらもめいっぱい、その人と同じようにののしる言葉を言って、悪口を言う人の味方になる。 そんなふうな会話をしていると、当初気持…

子供たちのいじめの言葉?

子供たちは、けっこう、ひどい言葉を使っているらしい。 世間の、たぶん良識ある、そして、やはり少々年配の大人たちが聞くとぞっとしたり、眉をしかめるような言葉が、子供たちの日常のなかに、普通のごとく使われているようである。 そして、若い大人たち…

夜の世界

夜が また来る 思い出 つれて♪ このところ、夜になると頭をよぎる古い歌だ。 そして、つげ義春の『夜が摑む』の最後の場面、『外のふくらみ』などの絵がおぼろげな記憶のまま浮かんでくる。 私のなかで何が起こっているのかはともかくとして、 夜は、昼と違…

生きていることと「テンポ」

人には、生きるのに適切なテンポというものがあるのではあるまいか。 たとえば、昭和30年代から40年代ころ、 高度経済成長期と呼ばれたころだが、 それなりにテンポよく人は生きていた。 この時期は、今よりも経済の発展が肌でわかるような状況ではなか…

人のこころ

人に感謝されても その人の素直さに 私はおびえる その人に映る わが身の姿に 私はおびえる 私を知る私は 私を知らぬ その人の素直さに とまどう しかし、人とはそういうもの 素直でいるときもあれば いやらしい思いを うちに抱いているときもある 人の素直…

「いのち」のニュース

嫌なニュースが多すぎる。 「いのち」があまりに軽すぎる! 「いのち」って、その程度のものなのか! これも、人によりけりか?

姿勢

姿勢は大事だと思う。 昨夜のテレビで、山之内一豊が部下に「殿、そのように下を向いていては、敗残兵のようでございます。」といった類のことを言われていた。 姿勢によって、人からの見られ方も違うし、自分の気持ちも違ってくる。 癖というのもあるし、自…

人生を知っている!

人生を知っているだって! 10代で、20代で、30代で・・・、人生がわかったような口を利くな! 人生の途中で、さも人生を知ったようなことを言うな! 傲慢だ! なまいきだ! 最後まで生きてみなければ、人生がわかるわけないじゃないか!

支えてくれる人

動物はそういうことがないのだろうが、人間には心の支えになる存在が必要だ。 友人である場合もあれば、父親であったり、母親であったりもする。 また、彼であったり、彼女であったりもする。子供である場合もある。 神様であったり、仏様であったりすること…

うつ病と若者の職業選択

うつ病の人が増えているそうな。 現代のこの社会状況では、うつ病が増えてもおかしくないだろう。 生真面目なものはやりきれなくなるのではないだろうか。 しかし、ここでの話題はそういうことではない。 うつ病が増えるというので、にぎわう職業があるとい…

(事前の)不安

不安にもいろいろあるだろうが、何かをする前の不安というものがある。 仕事に出る前の不安、学校へ行く前の不安、人と会う前の不安など、いろいろある。 こういう場合には、これから起こることに対して自分がどうするかということに、自信がないことが多い…

本音と建前

人の話には本音と建前がある、というのはよく知られたことです。 本音と建前に近いことは、法制度とその運用にもあります。 先ごろ、高校3年生を対象とした世界史の科目の問題でしたか、必修科目未履修問題が明るみに出ました。 すったもんだありましたが、…

小指の思い出(落伍者)

「小指の思い出」と言えば、小指を怪我でもしたのかというと、そうではない。 ずっと以前に、「小指の思い出」(?)という歌があった。 「あなたが 噛んだ 小指が 痛い~♪」 この歌詞、この曲、いいですねえ。これを作ったのはどなただったか。 ガキの恋では…

自分を責める人

「責める」ということについて、人の性格を考えてみると、二つのタイプに区別できる。 1つは、自分を責める傾向の強い人、もう1つは、他人を責める傾向の強い人だ。 短い言葉で言えば自罰的な人と、他罰的な人とに区別できる。「他罰」を押し広げて言えば、他…

20メートルの人間関係

いつも車で通る道がある。 その道のうちで20メートルほどの距離であるが、上り下り2台の乗用車が離合するには少々狭いところがある。 そのため、ここでは多くの場合、上りか下りのいずれかの車が道を譲ることになる。 そのときに大抵のドライバーは互いに片…

一億総タレント

かつて、一億総タレントという言葉を言った人がいたのではなかったか。 それは、ひょっとして筒井康隆さんだったかも! いろいろなショートSFストーリーを書いておられたが、けっこう近未来の状況を当てていたのではないか。 一億総タレントと私が思うのは、…