#その他教育

教師の威厳

人を導くものには、威厳というものがなくてはならない。 近頃は(というほど近頃ではないだろうが)、先生が子どもに馬鹿にされているようなことがある。 子どもも少し大きくなると、多少は常識を備えるから、そうそうあからさまに教師を馬鹿にすることも少…

オタクと教育者たち

俗に「オタク」と呼ばれる若者のなかには、将来、大いに社会的に期待できる人たちがいるのだろう。 もっとも、単に遊びに興じているというのではつまらないが・・・。 いずれにしても、若い人たちは、自分がおもしろいと思うものを大切にすることだ。それが…

国語の教育はどうなってるの

教育に携わっている友人との会話から、ちょっと・・・ 教育も、最近では、ずいぶん怖いものになってきてる。 何の話かって? どうも書けないんだよね。ちゃんとした日本語の文章が書けないんだよ。 主語がなかったりね。話し言葉がそのまま書かれていたり。 …

教育成果の測定

人間の教育成果が、すべて点数化して測れるとでもいうのだろうか。 そのようなことを考える人間は、点数を取る生き方をしてきた者に違いない。 人間の教育とはそのようなものではないだろうに・・・。 そんなことは子どもだって知っている。 いや、子どもだ…

文化、教育、社会の建て直し

主知主義とか対立的なものの見方、考え方(これらは欧米的、あるいは大陸的なものの見方や考え方といえるかもしれません。)が勝ちすぎると歪が生じ、問題が生じます。 体忍という学びの重要さも深く検証することが必要ですし、これを表面的にではなく、深く…

正義を教える?

大分県では、教員採用の不正問題が処理されつつある。 「疑われている状況では、子供たちに正義を教える立場になれない」と言って、すでに辞めていった教員もいるらしい。潔いことである。 しかし、私は考えてしまうのだ。 もし、そのように言ったことが事実…

自分の考えを持つ難しさ

「自分自身の考え」を持つというのは、そう簡単ではありません。 歴史をさかのぼって考えてみても、多くの人が「自分自身の考え」を持つようになったのはそう遠い昔のことではないでしょう。 かつて人は、慣習に埋没して生きていました。 当時の人に、「自分…

ホームステイなどという話

留学というものに、ホームステイというシステムが付随(あるいは付属)しているものがある。 この場合、ホームステイをさせる家庭に対して、これをさせて収入を得させるシステムがつくられている場合が多い。(なかなかうまくつくっていると言うか、したたか…

勉強、学び、学問と勝負事と

勉強すること、学ぶことを、 まるで勝負事のように考えて育てられる子供たち、 そして、そうやって大人になって、 大人になっても、まだ、そう考えている人たちがいるんだ。 高い学位を得ようとして、やっぱり勝負事のように頑張っている人もいるんだ。 人間…

へんな教育と、へんな学生さんと、へんな教育者たち

教えられることばかりに関心があって、 教えられたことを、覚えることばかりに熱心で、 ひたすら口をあけて、えさを待ってる魚みたいに見えてくる人たちが、 どうも、いるらしいんだ。 そして、その人たちが、どうも、教育者になりたがったり、なったりする…

日本語文章作成

若い者のなかに、日本語の文章をまともに書けない者が多すぎる。 何とかしてくれ! 主語と述語が対応しとらんぞ!と言われるような文章を平気で書いてくる者もいる。 社会に出てから、誰が教育するというのだ! 会社の方で、書き方教室でも開く必要がそのう…