会議の時間

会議で、貴重な人生の時間が奪われていると思うときがある。

それは、時間をかけて議論をしても、結局次のようなことになる会議である。

●最終的に、結論といえるのかどうかわからんような話で終わってしまう場合。
●最初に出ていた案にしとけばよいものを、あーだこーだとつまらん横槍の紆余曲折の議論をして、最終的に最初に出ていたことろに落ち着くというもの。(だらだら、わかっとるのかどうかわからずに話をした者だけが満足して終わるというものだ。きわめて疲労する。)
●初めに結論ありきで、議論をさせておいて、最後に予定していた結論に強引に持っていくというもの。(まことに腹が立つ。何のために懸命に考えたのか、という不満が残り続ける。)
●たいして議論するほどのないものを議題にして、四方山話のような話をする者を満足させて、時間をかけて、誰が考えてもすでに見えている結論を出して終わるというもの。
●協議の提案者が自分で決めればよいものを、周りの者に考えさせ、決めさせて、自己決定の責任を逃れようとするのが目的の議論。

人生の貴重な時間が奪われていると思うといらいらするが、これを休憩時間と心得ている者もいるから、たいしたものである。