結婚の継続

結婚して、その後の生活は、好きということだけでうまく続けていけるものだろうか。

私の周りで結婚していく人には、恋愛関係からの人が多い。
その一方で、いつまでも結婚相手を探している人もいる。
で、そうした人の中には、見合いをする人もいる。

ところで、恋愛結婚をした人たちと見合い結婚をした人たちとでは、どちらが離婚率が高いのだろう?

恋愛結婚をした人たちは、普通、お互いに付き合いの期間があって、それから結婚するのだろうから、互いによく知った上ということで、好きになって結婚するに違いない。

しかし、ここに落とし穴がある。

実は知っているつもりが、一緒になってみるとそうでもないところ、つまり、相手の知らないところをけっこう発見して、こんなはずではなかった、などということにもなる。
あまりに、そういうところが気になり始めると、関係も難しくなる。

そこで、思うのだが、たとえ恋愛関係からの結婚であろうと、お互いの違いを認め合って、一緒に生きていくという考えを持っておくのがよいようだ。

兄弟、姉妹でないのだから、恋愛関係で互いを知っているといっても、たかが知れている。ましてや、それぞれの家、家族関係などもあるのだし、知らないことも多いのだ。

互いに、好きだということだけでうまくいくかというとそうではない。
早々に離婚する人もいる。
見合い結婚だって、二人で幸せな家庭をつくっている人も多い。

要は、互いに力を合わせ、互いを認め合いながら、そして配慮という気遣いもし合いながら、家庭作りをしていくという考えこそ、結婚をするのに大切な考え方であるように思う。
そして、結婚生活を長続きさせるコツは、特に互いへの気遣いにあるように思うのだがどうだろうか。
(もちろん、一方ばかりが気遣いをする(気遣いをさせる)ような関係は、問題である。)