2006-12-22 会社一筋 人生 #その他人文科学 ・・・・・・・・・ 僕は ・・・・・・ 愛する妻や子を持った 善良な一市民でしかない 野良犬や すて猫のように 邪険にあつかわれたとしても がまんをするしかない だんだん角がとれ まるくなって 川底の石のように 流れに耐えているしかない ・・・・・・・・・ 耐えることだけは 誰にもまけない老いた サラリーマンが 今日も誰よりも早く 二階にある オフィスに続いている 十三階段をのぼっていく (谷 流水) いろいろなサラリーマン生活があるのだろうが、 こうした終盤を生きる人も、いるのかもしれない。