12月8日のこと

12月8日のことを書きそびれたので、ちょっと。

12月8日は、真珠湾攻撃の日。
大東亜戦争(太平洋戦争)開戦の日。

1941年12月8日の未明、日本海軍が真珠湾軍港とその周辺飛行場を奇襲攻撃。
日本側航空機29機・特殊潜航艇5隻喪失。
米側戦艦4隻沈没、航空機188機喪失、死者2400名余。

米側、リメンバー・パールハーバーとしてこれを宣伝し、戦意昂揚に活用。

42年のミッドウェー海戦以降、敗戦の色を次第に濃くする。

42年4月18日、東京発空襲。(45年3月9日から10日の空襲では一日で10万人近い人が死亡。このとき以降、本土人口密集地への焼夷弾無差別攻撃始まる。)

43年からは、学徒出陣開始。

44年のレイテ沖開戦以降、特別攻撃隊の戦法を採用、敗戦までに約2500機を投入。
航空機だけでなく、特攻隊には人間魚雷・回天、特攻艇・震洋、ロケット機・桜花などが投入された。

沖縄戦、45年3月末から6月末頃まで。住民の犠牲者数、10万人以上、戦闘員死亡者数6万人以上。

45年8月6日、9日、広島、長崎、原爆攻撃。直後の死亡者、広島・14万人、長崎・7万人と推定。

この戦争によって死んだ人は、日本人のみに限って言えば、310万人以上であった。

私には、終戦の日より、開戦の日の方が、心に重くのしかかる。