サラリーマンのうた

こすりとられても
こすりとられても
ただあなたのためだけに
身を削りとることしか
能のない僕だったのです

ちいさくちいさくなって
ある日
ふいに消え去ったとしても
残るものなどなにもない

あなたを
純粋な気持ちで
ピカピカに磨き続けていた
僕がいたことなんて
やっぱり知らなくていいのです

サラリーマンは
石鹸のように働いて
石鹸のように
消え去っていけばいいのです
(谷流水「サラリーマン」)


これは、まさにサラリーマン哀歌ですね。
でも、サラリーマンというのは、みんなこんな具合なのでしょうか。

こういう状況のサラリーマンもいるし、
けっこう、楽しくやれてるサラリーマンも、いる(のかなあ)。