公衆便所の落書き

先日、高速道路のサービスエリアでトイレに入ったときのことだ。
用を済まして、ペーパーを取ろうとして、そこになにやら落書きらしいものが書いてあることに気がついた。

消えかかった字をよく見ると、
○○会社 ○○ 死ね 
と書いてある。

このドライバー、よほど、腹の立つことがあったのだろう。
運転しながらも、その○○への怒りが消えないままに、このサービスエリアに入ったに違いない。

いや、ひょっとしたら、同じ車の助手席か後ろの席に乗せていた人が○○で、彼はその部下で、運転役をしていたのかもしれない。

そして、このままだと、車をどこかにぶつけて、○○とともに死んでしまうかもしれない、と思ったのかもしれない。

あるいは、
首を絞めて、「このやろう!」、「このやろう!」とでも言いたかったのかもしれない。

しかし、そこは大人だから、彼は自制する。

そして彼は、サービスエリアでトイレに行く許しを○○に求め、大便ルームへ入り、ウンコとともに、怒りを流したのだ。(あくまで、勝手な推測だが)

このように、
サービスエリアのトイレは、エーイとばかり、ウンコとともにストレスを流すところでもあるのだ!

高速道路のトイレについて、こういう認識をした私は、
流し忘れていた自らのストレスを、改めて排出し、再び高速道路の人となった。
(このたびは少々くさい独り言になってしまった。)