2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

私が知りたいこと

私が知りたいことというのは、 常に、その私と結びついていなければね! だから、そのもの、というのは、誰も教えてくれないんだ! いじわるとかじゃなくって、教えられないからなんだ! しんどい話だね。

他人への正直と自分への不正直

他人に対して正直であれと教わってきたよ! 確かにな。 自分に対して正直であれ、とは教わってこなかった気がするなあ。 なるほどなあ。 でも、自分に対して、正直ばかりには生きられない! 人間関係を考えると、そうだよね。まあ、赤ん坊のときから、その試…

学んで、考えて、捨てて

では、人間は、学ばない方がよいのかというと、 そうではなくて、 人間は、学ばなければならないのだよね。 また、 考えない人間の方がよいのかというと、 しっかり考える人の方がよいのだろうね。 学んで、考えて、捨てて、肥やしにして、また学んで、考え…

言葉を重視することで

考えるというのは、 言葉を使っているのだけれど、 言葉は、生きている世界を区分けするものなんだ。 まだ、たくさんの言葉を知らなかったときには、 世界をそのままに知ろうとしていたんだ。 世界をそのままに知ろうとすることは、 死ぬまで大切なことなん…

女性が強くなって失われるもの

女性が強くなったとよく言われる。 もう、それも古いことだから、 今は女が強くなった言わなければならない。 つまり、子供からしてそうなのだから。 強くなることは悪いことではない。強くしなければならないものは、強くしなければならない。 しかし、気に…

愛すること

自分を愛せない者が、どうして人を愛することができるんだい!

格好のいいやり取り

時には、格好のいい会話がしてみたいね。 たとえば、こんな会話がある。 ルパンⅢ世・カリオストロの城の最後の方のシーンなんだけどね。 クラリス姫に言う銭型警部の次のような会話だ。 銭型: Lupin pulled off his theft. クラリス姫: No, he didn't stea…

人間的価値が低められるのも

感覚そのものには、二分法は入ってこない。 しかし、通常の認知過程とその結果には常に二分法がある。 人間がつくる社会は、この二分法が幅を利かせるので、人間的価値を低められる人たちが常に作り出される必然を持つ。 したがって、 人間的価値が低められ…

抽象表現形態ですらも

言語を用いない抽象表現形態は、 我々にとって、 二分法を持たずにいられる大切なものだ。 しかし、それもまた、 常に二分法的世界の足枷(あしかせ)をはめられたり、 二分法的世界へ引き戻される綱につながれている。

人生の午後に

死に向かって生きる過程では、 生に向かって生きた過程で得てきたものを 捨てていくといい。 それはまさに、 自らを生きる生き方への道になっていくだろう。

高等動物として

高等動物として、人間として、生まれてきたがゆえに、悩んで生きねばならぬ。 人間とは、皮肉な生き物だ。

賢い人々

たくさん学習をして、世間で高等教育といわれる教育を受け、しかも、それなりに名のあるところへ行き、ともするとさらに上級の教育機関での教育も受けたような、そういう人たちの中に、まるでゲーム感覚で人生を歩いているかのような人たちが結構いる。 もち…

知るための考え方

私たちには、子供のときから学んできた考え方とか方法がある。 それを、「知る」ための唯一の考え方とか方法だと思っていたりする。 その考え方とか方法とかを、信じて疑っていなかったりする。 なにせ、子供のときから、それしか学んできてなくて、少し乱暴…

知ろうとすること

「自分が生きている世界」を知ろうとすることと、「世界」を知ろうとすることとは区別してもいいね。 「自分が生きている」ことを離れて、世界を知るというのは、単なる知の世界。 自分が生きているということをいつもくっつけながら、というか、離さないよ…

見えすぎは、しんどいね。

穴から見上げる丸い空というのは、 考えようによっては、 結構、安心できるものかもしれないよ。 あんまり、世界が大きく見えるのも、 結構、きついものがあるからね。

明るい世界ばかりに心を奪われないで生きる

綺麗な花を咲かせたりすることばかり考えていたのでは、 自分という人間を大事に、たくましく生きられない。 枝をたくさん張ることばかりに力をそそいでいたのでは、 やはり、たくましく生きられない。 根っこをしっかり張らないと、たくましそうでも、何か…

自力のはからいから離れて

いのちを終える前には、 自力から離れて、 他力にそのすべてを委ねるというような、 そんないのちが生きられたらいいなあ。

言葉の信奉者の哀れ

言葉の信奉者は、 物事を観察し、分析し、評価する者になりえても、 真を知るものにはなりえない。 悲しむべきは、 その信心を深めるほど、 まさにそれを生きている己からも、 離れた者になってしまうということだ。 しかも、信奉者は、信奉者であるがゆえに…

疑り深い者でもね

信じるものがあるって幸せだよね。 信じるって、簡単だけど簡単じゃない。 そして、簡単じゃないけど、簡単だ。 まあ、生きるって、簡単だけど簡単じゃない、そして、簡単じゃないけど、簡単だ、って言うのも同じことみたいなもんだけどね。 でもね、 何かに…

流れる涙

やりきれないってときって 涙が流れ始めるんだよなあ でなくなるまで ずっと 流していたいよ。

感動を評価する?

感動したことを、素直に表現できるってこと、 いいと思わない? 人は、いつごろから、そうすることに躊躇する心を持ち始めるのだろうね。 早い場合には、10歳前後だろうかなあ。 学校の先生たちにつぶされてきたような気がするなあ。 学校の先生たちが、そ…

分別でわからないこと

二元対立の世界、 これが私たちが思っている世界。 これが、日ごろ私たちが知っている、あるいは知ろうとしている世界。 でも、世界は、本当はそうじゃない。 二元対立の世界は、人間が勝手に考えている世界。 なぜ世界を、二元対立で考えてしまうかというと…

悩みは、皆それなりにね

いろいろ聞いてみると、 お坊さんも、 牧師さんも、 神父さんも、 カウンセラーの人も、 精神科医も、 結構、みんなそれなりに悩みながら生きているのよね。 当たり前のことだけど、 でも、ちょっぴり面白いと思いませんか?

好きになるということは

異性間のことで、 人を好きになるってどういうことかって考えてみたんだけどね、 それは、 一緒にいたいってことなんじゃないかなあ。

思考と感情

行動を決めるときによりどころとすべきは、感情なのか、思考なのか、どちらだろう。 この問いには、思考だと答えたい。 しかし、自分という人間が、感情で満たされているときには、 思考はうまく働いてくれない。 苦しみや悲しみ、辛さ、喜び、など、 まさに…

一緒にいたいってこと

まだまだ若い青年のころ、 気に入った女の子を誘おうとするとき、どこに行くかを考えるのに結構苦労した覚えがあります。 喫茶店でコーヒーを飲むこと、映画を見に行くこと、美術館へ行くこと、どこかの公園に行くこと、動物園に行くこと、コンサートを聴き…

感情に手を焼く

感情と思考、どちらがややこしいかというと、感情だろうと思います。 自分の感情に手を焼くとか、もてあますってこと、ありますよね。 感情は深い井戸の底から湧き出してくるようなものですから。 自分の井戸なのに、その底を知ることができない。 だから、…

忠霊塔のこと

これは、イギリスのある町の公園にあったモニュメントです。 「PRO PATRIA」 ラテン語で、「祖国のために」という意味だそうですが、この塔の後ろには、これらの戦争で命を亡くした幾人かの人たちの名前が刻まれています。 イギリスでは、各地の町の公園に、…

柔よく剛を制すとは言うけれど

「柔よく剛を制す」とは、よく知られたことばです。 老子の中に出てきます。 柔道などでも、出てくる話なのかもしれませんが、そちらの方面は、私は詳しくありませんので、私は老子の方から考えてみます。 そうしますと、「柔よく剛を制す」は、長い時間とい…

異性の友達

友達と話をしていて、いつかしか、こんな話になった。 異性の友達という話だ。 異性を友達にするには、という話だ。 いろいろ話が出て、 好きになってしまったら、友達でいられるか? なんて話も出て、 どうでもいいけど、すったもんだの話があって、 結局、…