明るい世界ばかりに心を奪われないで生きる

綺麗な花を咲かせたりすることばかり考えていたのでは、

自分という人間を大事に、たくましく生きられない。

枝をたくさん張ることばかりに力をそそいでいたのでは、

やはり、たくましく生きられない。

根っこをしっかり張らないと、たくましそうでも、何かのときに倒れてしまう。

地面の下の暗いところも時には見つめ、

見たくないものもそこにあることを知って、それが自分にも他人にもあることをわかることは、

根を張ることにもつながるだろう。


地面の下の暗いところに目を向けるというのは、

結構、地味で、あんまり明るさもないし、ひょっとしたら周りの者から敬遠されるかもしれないけれど、

な~に、そういう周りの者などとは、深いかかわりをしなければいい。

そういう自分と、深いかかわりが持てそうな者というのは、そうそう、たくさんいないのだからね。


世間的価値観に埋没している者に、早々わかるわけもないのだから。

きっと、あなたは、そういう人に鼻で笑われることになるのだから。