分別でわからないこと

二元対立の世界、

これが私たちが思っている世界。

これが、日ごろ私たちが知っている、あるいは知ろうとしている世界。

でも、世界は、本当はそうじゃない。

二元対立の世界は、人間が勝手に考えている世界。

なぜ世界を、二元対立で考えてしまうかというと、

知による理解が勝ってしまうから。

知は、判別により、物事を理解する。

そこにものの良し悪しを見る。美醜を見る。

しかし、それは人が考えたもので、世界は、本来、そのような規定を持たない。

そして、「私」そのものも、その世界の中に生きている。

二元対立の世界観から離れることができるようになると、人はもっとゆとりを持つかもしれないなあ。