人間関係
人を助ける方法にはいろいろあるが、 重要な考え方として、 人に力を与えるというよりも、その人間が持っている力を決して奪わない、ということがある。
直接的な人間関係をもって、人を助けようとする者に求められるもの。 それは、その実践の場において、特に、 「相手を対象化せず、相手を自分と同じ、『主体として生きる人』として、 その感情、願望、苦痛、不安、考えなどを感性を伴って認識できること」 …
たとえ、世話になっているようでなくても、お世話になってます、なんて挨拶の言葉が使えるなら、社会的には大人になっていると言えるのだろうね。 たとえ、お前さんなんかに、世話になってねーよ、って気持ちがあってもね。 こういうのって、その人に対して…
のんびりした性格でも、時と場面によっては、待たされて、いらいらするんだよね。 囲碁などは、結構のんびりやっているようでも、あまり待たされると、とんでもなくいらいらしてくる。 のんびりやっているようにみえても、頭と心の中では、激しいバトルが繰…
自分がうまくいってないときには、謙虚だが、 自分がうまくいきだすと、横柄になったりする人がいる。 こういう人とは、適当な距離で、関係をもつのがいい。 うんざりさせられるに違いないから。
ゲームのような人間関係は、 相手が信頼できるものであることを、前提とはしていない。
対話の相手に対して、人はどの程度の真実を話すのでしょうか。 もっぱら、常に5分の4程度の真実をもって話す人、 もっぱら、常に5分の3程度の真実をもって話す人、 もっぱら、常に5分の2程度の真実をもって話す人、 もっぱら、常に5分の1程度の真実をもって…
自分本位の言動とは、要するに身勝手で、利己的な言動ということだが、それは、たとえば、つぎのようなことと言ってもいいかな。 相手がたとえ困っても、自分が困らないものを選択する。 相手の心が痛んでも、言いたいことは言う。 相手が困っても、自分の要…
人は、特別なときには、特別にやさしくなれるんだよなあ。 でも、 だからといって、 その人にいつもそのやさしさを求めると、 それは、 無理というものなんだよね。 きっと。 自分だって、やっぱりそうだもの。
足をかけられる、ってことがあるよね。 安心して、普通に歩いていて、急に思わぬところからすっと足を出されて、つまずくとかね。 こういうのは、社会の人間関係では、時々あることね。 そういうことをするやつが、必ずいるわけね。 一回でもそういうことを…
生きとし生ける者は、みな、有限のいのちを生きている。 人も、また、そのうちにある。 そして、人間のみが、自分のいのちが有限であることを知っている。 これを知る限り、そのいのちは、個人的なものである。 したがって、 如何にそのいのちを生きるか、ま…
右の頬を打たれたら、 左の頬も打たれるように突き出すようなことをすれば、 君は、繰り返しびんたを食らうよ! それでもって、鼻血が出てきて、 うつむいたところで、膝蹴りを食らって、 倒れたら、足でけられて、昇天するまでやられちゃったりして! 幽体…
他人に対して正直であれと教わってきたよ! 確かにな。 自分に対して正直であれ、とは教わってこなかった気がするなあ。 なるほどなあ。 でも、自分に対して、正直ばかりには生きられない! 人間関係を考えると、そうだよね。まあ、赤ん坊のときから、その試…
人間は、みんな寂しがりやなんだよね。
この人と話していると、 こころ素直に話ができるとか、 素直になれるとか、 そういう人っているんだよね。 たくさんは、いないけど。 でも、面白いもので、 こちらが素直に話せていると、 向こうも素直に話せるみたいなんだ。 だから、どっちもそういうこと…
笑顔のいい人について書いたけれど、 こういう歌詞があるね。 …あなたがそっと微笑むだけで、温かくなる人がいるから… …あなたが笑顔忘れるだけで、心が痛む人がいるから… (「愛よ愛よ(かなよかなよ)」作詞;宮沢和史 歌;夏川りみ) 恋人同士のようにも…
笑顔のいい人がいる。 この人の笑顔を見ると、楽しくなったり、ほっとしたり、うれしくなったりする。 この人の笑顔が、みんなを楽しくしたり、ほっとさせたり、うれしくしたりする。 こういう人は、大事にしないといけない。 こういう人の笑顔を消さないよ…
全幅の信頼を寄せている人に裏切られた場合、 ひどいときには、自分で自分が信じられないところまで行ってしまう。 相手の問題のはずなのに、自分の問題へ行っちゃうところが、 なんとも苦しくて、やりきれないところなんだ。
友人とこんな会話をした。 良い人と悪い人についてだ。 私「よい人が半分で悪い人が半分かな」 友人「良い人が2割で悪い人が2割かな」 私「じゃあ、良くも悪くもない人が6割だな」 友人「そうだな」 私「しかし、悪い人に、なぜか出会いやすい気がするね…
逃げを打つ、という言葉がある。 責任などを逃れようとして、あらかじめ、手立てをしておくことだ。まあ、逃げ支度の手立てをしておくこと、とも言える。 卑劣な行為と思うかもしれない。 嫌いな行為だと言う人がいるかもしれない。 しかし、この行為は、複…
世話好きが高じて、 人をだめにするってこと、 あるよね。
この人、好きだなあ、って感じる人とはね。 会っている時間を、少しでも引き延ばしたく思ってしまうんだ。 何も話してなくても、 話すことがなくなってしまっても、 そのまま、 一緒にいたい、と思ってしまうんだ。 一緒にいる、その時間が、好きなんだ。 一…
出会いがあれば、別れがある。 これは人の関係の、ごく当然のことだと言われているけれど、 そうそう、いつも、さめた心でいられるわけではないんだよね、生身の人間ってのはね。 それにちょっと特殊な出会いの始まりも、私たちの社会にはあるね。 たとえば…
内実のある関わりとうわべの関わりには区別があることを知っておくことが大切だ。 何もかも、内実のある関わりにしようとするのは、無理なことだ。 海をすべて陸地に変えようとするようなものだ。
たとえ正義の刃であっても、 抜くときはよくよく考えねばならない。 正義の刃を持つものが打ちのめされたのでは、正義も生きていかないからだ。 正義が己にあるなら、己が、まず、生きなければならない。 しかし、 己を取るか、己を正義に譲るか、 それは、 …
人間関係って、距離感が大事だったりするよね。 この感覚は、もっていないよりも、もっているほうがいいね。 人間関係の距離って、結構いろいろな人間模様をつくり出すんだ! 近すぎ過ぎて、やけどをしたり、痛い目に合わされたり、傷つけられたり、だまされ…
以前から知り合いだったような、 そんな気がする人っているよね。 そういう出会いって、うれしいんだよね。 「あなたに会えて、本当にうれしい。」って、そう思うんだ。
年寄りの耳ってのを馬鹿にしちゃいけない! えっ、何の話かって? まあ、とにかく、どっからでも、役に立つことは拾ってきたいわけよ! それでね、 ほら、年取って、耳が聞こえにくくなってさ、 なんか、おかしいときがあるじゃない? たとえば、 自分の都合…
人はね、大人になったら、しっかりするよね、ふつうはね。 でも、だからといって、人に甘えなくなるかというと、そうじゃないんだ。 当の、本人は、気付いていないかもしれないけど、やっぱり甘えて生きているんだ。 時々、わがままなことを言ったりしてね。…
確定申告の時期である。 そのためだろう、 いつものことながら横柄な役所職員の態度への不満を耳にする。 日頃から頭の低い役所の方々には申し訳ないが、 ここでは、そのような方のことではない。 あくまで住民への横柄な態度をとる役所職員に対しての話。 …