横柄な態度(への対処法)

確定申告の時期である。
そのためだろう、
いつものことながら横柄な役所職員の態度への不満を耳にする。

日頃から頭の低い役所の方々には申し訳ないが、
ここでは、そのような方のことではない。
あくまで住民への横柄な態度をとる役所職員に対しての話。

でもって、こういう輩への対処法であるが、

横柄な態度で接しられて、誠に持って腹が立つ、不愉快極まりない、このやろう、といったような感情を抱く方は、とりあえず次のような態度で向かうことをお勧めする。

まず、家を出るときに、身なりをよくして出ること。
一張羅でもよい。
一張羅を持ち出すことがすでに腹が立つなら、どんなもんだこのやろう、と既にこの時点からえばっておくとよい。

もちろん、服装だけに気を取られていてはいけない。

顔も、髪も、履物にも気をつけよう。

カウンターで、相手の目の前でペンを使って何かを書かないといけないことが想定されるなら、もちろんペンも見るからによさそうなものを持っていくことだ。

それから、印鑑(たとえ認印でも)を相手の目の前でつかないといけないことが想定されるなら、もちろん百円ショップで買えそうな印鑑を持っていかない方がよい。

さあ、こうしたいでたちでもって、役所へ行くのだが、もちろん格好だけではいけない。

態度も、はなから胸を張っていくことだ。
態度は、気構えから起こってくるものだ。

そこで、どういう気構えでいくかだが、
たとえば、俺は(わたしは)いつも誠実に(仮に誠実でなくとも)税金を納めておるのだ!
そして、その税金でお前らを食わしてやっているのだ!
お前らの毎月の給料の中に俺の税金が入っているのだ。
ということは、私の払った税金で、お前たちの家族を養っていってやっているのだ。

まあ、不快感を味わった者は、このくらい考えてよいのだ。

こうして、少々横柄なくらいの態度で、ぴっちり身なりを整えていくと、相手の態度が変わるから、おもしろいのだ。

ただ、横柄過ぎてはいけない。あくまで、やんわりと横柄にいくことだ。

いやな思いどころか、帰りには、ざまあみろくらいの気持ちになって、帰れるかもしれない。


権威に弱い者は、権威の前で頭をたれる。また、権威を示せるものの前では横柄になる。

金に弱い者は、金がある者の前ではへつらいを見せる。そして、金のない者の前では横柄になる。

たとえ嫌だといっても、これが人間のいかにもポピュラーな姿なのだよね。