2008-04-24から1日間の記事一覧

恋をしているときの視界

桜の季節も終わりつつあるのだけど、 恋をしているときの視界というのは、 春霞を見ているようなものだろうね。 しかも、 満開の桜の山を、 春霞の中で見ているようなものかもしれないね。 現実なんて、見えっこないし、 現実を見せようなんてすると、きっと…

自らの人生であるのに

生きとし生ける者は、みな、有限のいのちを生きている。 人も、また、そのうちにある。 そして、人間のみが、自分のいのちが有限であることを知っている。 これを知る限り、そのいのちは、個人的なものである。 したがって、 如何にそのいのちを生きるか、ま…

生きていることの苦悩を救うもの

生きていることの苦悩は、貧しく生きても、豊かに生きても、失せることはない。 なぜなら、その苦悩は、生きていることから始まっているのだから。 そして、その苦悩は、人々に見られるものであっても、それ自体は個人的なものである。 したがって、ここでい…