2008-03-26から1日間の記事一覧

どう生きるか

如何に生きるかは、私しだいだが、 如何に生きられるかは、私の力を超えたものだ。

知は食うもの

人生において、知は、蓄えるものではなく、喰うものだ。 そして、喰う以上は、しっかり排泄もしなければならない。 これができないと、人は病むようになる。 社会にそのような人が増えると、社会が病むようになる。 政治家や官僚にそのような人が増えると、…

正直に生きることはできない

自分に正直に生きるなどということは、まず、できないことだと心得なければならない。 しかし、まったくできないわけではない。 できるときもあれば、できないときもあるということだ。 また、できることもあれば、できないこともあるということだ。 ならば…

不確かな私

私というものは、いつもどこか不安定だ。 しかしそれは、私がときに大きく不安定であったり、ときにしっかりとした私であったりと、その間を、ゆれるということだ。 それは、誰しもに言える当たり前の状態だ。 私とは、そういうものだ。 怖いのは、その私が…

死にたくないという欲求

死にたくないという欲求は、生きる欲求を基としている。 生きたいという欲求は、生きる欲求の意識化である。 私というものは、この生きる欲求の基に生かされ、生きている。

知への信頼

知への過信 知を信頼し過ぎると、真を見誤る。 知への過信が、人を真からますます遠ざける。 真は、常にAでもありBでもあるが、知によって、それらは分断され、真は真でなくなる。 その知によって、真はますます私から離れていく。

言葉は不自然なもの

言葉というものは、人間が創り出したもので、そもそもが不自然なものと言える。 だから、真そのものを示すのに、言葉を使って、いつもどこか、なにか不足する。 そこで、さらに言葉を足して、その不足を補おうとすると、それをすればするほど、真から遠ざか…