夫婦の関係と子供

知人とおしゃべりをしていた。

そのうち知人は、自身の連れ合いの愚痴を言い始めた。

聞いていると、そうした愚痴を子供にも言うらしい。

これは、いけない。

親が連れ合いの愚痴を子供に言っていたら、どういうことが起こるでしょう。

子どもが、いずれかの親の側につくようなことが起こってきます。

ひょっとすると、子供に連れ合いの愚痴を言うというのは、意識せずに、その子供を自身の側につけようとする心が働いているのかもしれません。

それでは、家庭はますます複雑になってしまいます。

家庭の核は夫婦・父母(ちち、はは)でなければなりません。

子供を巻き込むことは、夫婦で治めるべき夫婦の関係をさらに複雑にすることになるでしょうし、子ども自身にも心の負担を強いることになります。

知人はわかったとはいいますが、はたしてそれができるかどうか。