悪書に学ぶ

「良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。人生は短く、時間には限りがあるからである」(ショーペンハウエル

いかに多くの悪書を読むべく、教えられてきたことか。

そして、教えられてきた者が、また、若い人たちにそれを教えている。

「悪書は精神の毒薬であり、精神に破滅をもたらす」(ショーペンハウエル

しかも、人は、並大抵のことでその精神の破滅を自覚するには至らない。

教育とは恐ろしいものだ。

人生、ある程度の年齢になれば、自らが自らを教育する力をもたねばならない。