2009-10-21 人世を厭う 人生 #哲学 人生を愛する者ほど深く人世を厭い、自然を慕う。 (安岡正篤『「人間」としての生き方』) 我が人生というものは、大切に生きたいものだ。 ある程度の年齢になれば、人世から少しばかり離れてみる方がよいのかも知れぬ。 もっともそれができる者、できぬ者があろうが・・・。 できぬ者は、しがみつかねばならぬものがそこにあるのだろう。 そういう者は、人世を厭う間もないだろう。 そういう人生を歩む者なのだから、それはそれで仕方がない。 我が人生を大切に生きたいと思う心が、人世を厭うのだ。