仕事と人間関係と

仕事の課題を遂行したり、達成したりするために、気持ちのよい協働ができるっていうのは、幸せなことだね。

一方、いかに協働するかってことに、エネルギーをとられるっていうのは、とても効率が悪くて、とてもストレスフルで、組織にとっても個人にとっても不幸なことだね。

しかし、職場という組織では、この種の問題はどこにでもあることなのだろうね。

問題は、その程度がどのくらいかってことかな。

ひどい場合には、仕事の課題よりも、人間関係の方が重要なことになっていて、その人間関係の課題達成のために(あるいは特定の人の個人的欲求達成と、そこから来る人間関係の課題解決のために)、仕事の課題達成方法が左右されたりするんだね。


そう言えば、仕事の場合だけでなくて、戦争の作戦という国家の存亡や、多数の人間の生死に関わるような大きな課題の検討とその遂行のときにも、このような問題が起こる場合もあるのだから、人間関係の問題が我々にとっていかに大きいかがわかるよね。
確か、インパール作戦は、そういう問題が背後にあって、本当にたくさんの兵隊さんの命がなくなったと言われているね。

たぶん、こうした人間関係の問題が起こる場合には、その人間集団のなかに、問題を引き起こす人物がいるのね。
これを駆除しないといつまでの問題は軽減されない。


仕事というのは、気持ちよくできるのが一番だね。