2010-05-23から1日間の記事一覧

清い心、欲得に汚されない心

清廉とは、心が清らかで利益を求める気持ちがないことと説明される。 しかし、心は本来清らかなものだと考える人であれば、欲得によって心が汚されないでいることと説明してもよい。 清廉について、山鹿素行は次のような話を出している。 昔、延陵の季子は他…

雨の日に心静めて

激しい雨はまたそれなりに、静かな雨もまたそれなりに、心の静め方があるのかもしれません。 いずれにしても、自然の姿なのですから。 そしてまた、「私」というものもその自然に抱かれ、また、その自然を抱き生きているのですから。 世味 年来 薄きこと紗に…

家族の情愛について考える

家族の情愛は、家族の絆となります。 家族とは、まずは夫婦、親子、兄弟でありましょう。 世に家族を持つ者、持たぬ者がいますが、ながい人生を考えるとき、持つ者の方が大抵は幸せであろうと思います。 また、人の暮らしとして、そうであるのが当然のことと…