2008-11-26から1日間の記事一覧

欲との付合い

若いころというのは、欲を大事にするのでよいと思います。でも、外でキラキラ光っているものに心を奪われているような欲には気をつけなければなりません。 中年期には、ほどほどの欲でいなければなりません。手に入りそうだからといって、次から次に手を伸ば…

ありがたいと思う

むき出しのわずかな地面がある。 そこに草が生える。 私は、その草をかがみこんで取る。 初めのうちは、あれこれといろいろなことを考えながら、草を抜いている。 しばらく、あれこれ考えることは続いているのだが、そのうちに考えているのかどうかわからぬ…

生命の享受

死を憎むというのは、 幼いときに故郷を離れたものが、 故郷に帰ることを忘れるのに似てはいないだろうか。 (『荘子』より) いのちを全うするということは、そういうことかもしれないなあ。