所得と子供の成績との関係

先だってのニュースで、家庭の所得と子供の成績との関係について、その研究成果を伝えていた。

子供の成績というのは、中学だか小学校だかの、確か数学か算数の成績だったと思う。

結果として、所得の高い家庭の子供になるにしたがって、その成績も高くなっているというものだった。

まあ、以前から所得の高い子供と教育との関係は言われていたことだ。驚くことではない。

所得の高い家庭の方が、一般的には教育にかける費用も高くなる傾向にある。
その他、もろもろ、高い学校成績をとる子供を育てる条件が整うのは、所得と直接間接に関係するというのは現実だろう。

まあ、統計的データだから、世間一般としてそうだということである。

(いまひとつ言えば、学校の成績がその人の人生の幸せを決定するかどうかは、また別の考え方があるだろう。もっとも、高い学力が高いレベルの高等教育や有名大学などに結びつき、さらには大手の企業への就職へ結びつき、その結果高い所得に結びつく。そういう者が家庭を持って、さらに次の世代へと続いていく。こういう連鎖があるという考え方も、間違いとはいえない。)