唱歌のこと-とんび

もうずいぶん前のことですが、小学生の子が「とんび」の歌を歌っていました。

きれいな歌でした。

調べてみると、私の知らない文部省唱歌でした。

かつて、わが国は子供の教育のためにたくさんの小学唱歌文部省唱歌を作りました。

そのなかには、時代を超えて素敵な歌がたくさんあります。

是非、歌い継いでほしいと思います。
(「村の鍛冶屋」はもう鍛冶屋がほとんどなくなってしまったということで、教科書から除かれたと聞いたことがあります。小学校の社会科の授業でもかまわないのですから、たとえ教師が歌えなくとも、視聴覚教材なども活用して伝えてほしいものです。そのためにもゆとりある教育時間と適切な教育指針は必要です。)

そこで、「とんび」の歌詞を・・・。
 
とべ とべ とんび、 空高く
なけ なけ とんび、青空に。
ピンヨロー、ピンヨロー、
ピンヨロー、ピンヨロー、
たのしげに、輪をかいて。
(大正期につくられた歌です。)

どうぞ、つまらないところに遠足に連れて行かず、野山に連れ出して、とんびがどの鳥か子供たちに教えてください。そして、みんなで大きな声で歌ってください。

子供のころに歌ったよい歌は、生涯忘れることがありません!
人々が日本の文化に誇りを持つことにもつながるでしょう!