迷い-大いなる私と小なる私

周りの雑多な価値に心が眩まされているから、迷い続けるのです。

あれが良いのではないか、これが良いのではないか、と迷い続けるのです。

ああでもない、こうでもない、と迷い続けるのです。

自身がいかに生きればよいか、迷い続けるのです。

本当の自分、本来の自分に従って生きることです。

要は、自身を、信用も信頼もできないところから、それは起こっているのです。

そして、自身が自身を損なわしめるのです。


己は絶対的価値であるのに、

小我が勝って、

その価値を失わしめるのです。
(安谷白雲)