人生のしっかりとした歩み

人生の中盤からの歩みといったほうが良いのかもしれません。

人によれば、若い時からそのような歩みができる人もいます。

しかし、人生の中盤からは、あるいは後半には、そのような歩みをこそ大切にしなければならないでしょう。



足の裏で歩け、

一歩一歩大地を踏み締めて歩け、

ゆっくりと着実に己が道を求めよ、

大地への足の裏の着地を実感しながら、

うろうろせずに、

この人生をしっかりと歩め。
(参:松野宗純)


若い時からこのような思いをもって歩む人もいます。
そういう歩みは、一時期はたいへんですが、本当の意味で楽しい生き方ができることでしょう。

「己が道」とは「私」にしかない道なのです。
しかしまた、私の道、私の人生とは、私にしかないものなのです。

それならば、自覚的であろうがなかろうが同じではないかという者もあるでしょうが、
ならば同じだという者と、ならばこそ自覚して生きるのだというものの差はいかばかりか、
他人事ならたいしたことはないでしょうが、真に自身ということからすれば、それはいうまでもないことでしょう。

理屈が勝ちすぎると、わかるはずのことがわからない。
気をつけなければなりません。