富士の山

くもらねば 誰がみてもよし 富士の山

うまれすがたで いく世経るとも


これは、二宮尊徳の歌であろうかと思います。

「うまれすがた」とは、自身が生まれたままの心ということでありましょうか。

「富士の山」は、自身のうちにあるものかもしれません。

富士山の美しさを度々にしきりに写真に収める人がいますが、それも自身のうちにあるものを写そうとしている(映し出そうとしている)のかもしれません。