同じということと違うということ

人間は皆平等だ、皆対等であるべきだ、と学んできた者、

そうやって教わってきた者のなかには、人間はみな同じだと思い込んでいる者がいる。あるいは、そう信じたくて、そうに違いないと思おうとする者も多い。

そして、何かと何かが混同されていたりする。きっと、教えた者もそうなのだろう。

そして、次に出てくるのは、みんな違ってみんないい、というようなことで、また、何かと何かを混同してしまう。

この場合には、違って良いことと違っていけないことがあるということを失う。