2010-05-16 死の覚悟と生への愛 人生 #哲学 我々は死を覚悟するが故にこの生を愛する。・・・死の覚悟を死に臨んでの自暴自棄と誤ってはならぬ。死に臨んで捨鉢になるのは肉欲の外無き俗心の狂乱である。(安岡正篤『日本精神の研究』) 覚悟というのは、言葉で解するものではない。 死の覚悟とは、本当の意味での生の自覚である。 生を愛すること、 そこには、有限の生への慈しみがある。有限の生への覚悟した生き方がある。