2010-03-15 心と私 人生 #練習用 心は「主と為りて客と為らざるもの」(朱子)(島田虔次『朱子学と陽明学』)というが、 「私」は主と為りて客と為らざるもの、というべきだろう。 区分けしていく分析の視点は、知者の思わぬところに住み着いている。 いのちがいのちであるかぎり、これを科学的に分析して、その実体を見ようとしても、それは、不可能だ。 いのちを分析すれば、いのちが失われるからである。(岡田武彦『簡素の精神』) 私たちは己がいのちを生きるために一体なにを学んできたのか。 あなたたちは、一体なにを教えたのか。