すべてを「もの」にする

人間が利己的になると、禽獣よりも始末に終えないことをする。

なぜなら、人は意思と知を働かせて、それをするからだ。

(上記は、どなたかがどこかで書かれていたものであったと思う。)


なぜ、利己的になるか。

それは、生き、生かされているにもかかわらず、

自身のつながりというものを忘れるからだ。


ものを分断して考えるようになると、当然だが、自身を他と分断してみることに慣れてしまう。

やがては、なんと自身をも切り離してしまうことになる。

そして、すべてはものになるのである。