習うということ

「習」という漢字がある。

「ものを習う」などと言って、使うのだけど、

この漢字は、「羽」と「白」の字でできている。

この「白」という字は、色のことではなくて、鳥の胴体の象形文字からきているらしい。

そこで、「習」の意味だけど、

幼鳥が、親鳥の羽ばたきを真似て、空を飛ぶ練習をするという字義があるらしい。

判断力が乏しい幼いときには、また、理解力の乏しい場合には、また、理解に至らない場合には、
モデルとなるものの真似をすることの大事さがあるというのを、
こういうところからも知ることができるよね。

そういう「習う」場合には、理屈抜きなんだよね。