生命力、徳、大いなる力

生命力、これを徳と考えてもよいのかもしれない。

生命力とはなんだろう。

それは、備わっている能力を開花させようとする力かな。


生きているものは、みんな、それぞれにこの生命力をもっている。

そうすると、みんな、徳をもっている、という言い方ができるんだよな。


でも、徳と言っても、生命力と言っても、

いのちあるものは、みんな、やがて死を迎える。


徳と言うにしても、生命力と言うにしても、

これはとても大きな力で、

それは、「私」がよく知ることができないほどの大きな力なのだけれど、

でも、その力はさらに大きな力のうちにあると思うんだよね。


だって、生命力が与えられ、生命力が奪われる、

そんな力が、やっぱり働いているのだもの。


でも、ちょっと思うのだけど、

そういうとてつもなく大きな力の働きにも、

ちょっとは、

「私」の力が働いているとも思うんだよね。