善い行いと悪い行いに触れたとき

テレビやラジオで見たり聞いたり、本や何かで読んだり、また、直接人から聞いたり見たりというなかで人の善い行いを知ったとき、気持ちよくなったりうれしくなったりする心は大切です。もし、そういう心が働かなくなっているなら、その人は人の道の中ほどより少し脇の方に自分がいると知らねばなりません。
同様に、人の悪い行いを知ったとき、不快に思ったり恐れたりする気持ちが出てこなければ、その人もまた、人の道の中ほどから少しそれたところにいるのかもしれません。