欲(の程度)

欲というのは、無しでは生きられないよね。

生きているってことが、そもそも欲があるってことだし、
その欲があるから、生きることを続けていけるのだろうしね。

でも、欲があり過ぎるのもどうかと思うんだ。

欲があり過ぎると、よいことは起こさないよ、きっと。
欲があり過ぎる人間の近くにいるだけで、好いことが起こらないってことがあるくらいだからね。

じゃあ、欲ってどのくらいもってたらいいかってことになるんだけど、
これが、はっきり言えないんだなあ。

それだから、みんな、ほどほどにって言うんだろうね。

で、このほどほどっていうことなんだけど、
年(とし)相応ってくらいは、言ってもいいかもしれないと思うんだ。

でも、年相応って、どのくらいって聞かれても、
これは、もうわからないよ。うまく言えないから・・・。

つまり、・・・
あんまり年をとって、欲があり過ぎるのもどうかと思うけど、
若いのに欲がなさ過ぎるのもどうかと思うし、
幼いのに欲があり過ぎるのもどうかって思うよね。

でも、なんだかんだ言っても、
生きるだけのいのちがあるなら、
生きる欲は、しっかり持っていた方がいいよね。

だから、遭難していた3人だって、助かったんだろうしね。
どういうことがあって、遭難ってことになったか知らないけど、
とにかく、これはよかったんだ。
ほんとに、よかったね!