2008-12-14から1日間の記事一覧

出産の経験と仁

「腹を痛めた子」という表現があります。 これは、「仁」と関係しています。 「腹を痛める」というのは大切なことなのですが、さらに大切なことは、その経験が自分のなかで生き続けること、その経験を活き続けさせることなのです。

人間関係のわずらわしさ

人間関係というのは、わずらわしいものだ。 人は、その人間関係から、生きている限り逃れることはできない。 そこから逃れようとして、仏門に入ったところで、そこにも人間関係はある。 好きになった者たちが一緒になって、その心地よさを味わうが、ここにも…

学ぶことと敬うことと

ある人の考えなり、理念なり、理論なり、価値観なり、世界観なり、宗教(認識)なりが良いと思えるからといって、あるいは共感、共鳴できるからといって、その人を敬い、信奉するのは誤りである。 なぜなら、人には長所があるとともに、必ず欠点があるからで…

私利私欲と人との関係

私利私欲で人を動かしたり、集団を動かしたり、組織を動かしたりしていると、その者はやがて潰される。 潰されるとは、捨てられたり、離脱させられたり、地位を奪われたり、職を奪われたり、ひどい場合には生命をも奪われるということだ。