いのち

自殺をする人が絶えません。日本中で、一年間で2万5千人くらいの人(一時は3万人以上)がなくなります。統計に乗らない数もありましょうから、それ以上の人たちが自らのいのちを絶っていきます。悲しいことです。どうしたら良いでしょう。電話で、自殺にかかわる悩みの相談を受け付けているところはいろいろあります。24時間、受け付けているところもあります。直接、話を聞いてもらいたいなら、新興宗教の良し悪しはわかりませんが、お寺や教会にはお坊さんがおり、牧師さんや神父さん、シスターがいます。また、自殺をたびたび考える場合は、自分は病気だと考えて病院、心療内科、クリニックへ行くべきでしょう。いずれも、すぐには根本的な解決にならない場合がありましょうが、まずはいのちを自ら絶とうとする危機から脱する必要があります。あれこれともっともな理由があって、実行しようと考えますが、もうこの時点でやまいにかかっていると考えなければなりません。自殺念慮、死ぬことばかり考える、病院の窓口で口に出しにくければ、おかしなことばかりが頭の中に出てくる、と言っても良いでしょう。死のうかと思い悩む時は、誰しも、その人生の中で一度ならず必ずあります。人生の危機的な時です。このブログの他のところにもいろいろ書いていますが、とにかくそこを脱するべく行動を起こすべきです。後の人生では、必ず生きていて良かったと思う時が来ます。なぜなのかという問いについては、このブログのいろいろなところで答えていると思います。