自殺をついつい考えるとき

また、自殺の話題がニュースになっている。日本における毎年の自殺者数は3万人前後。いや、実際の数はその数倍とも。しかし、あくまでこれは数の話で他人事。さて、自分の事となると数の話など関係ない。自殺する事が頭の中や心の中でちらちら度々出て来るようになると危険信号だ。まずこの危険状態に気づく事が大切だ。更に深みに入ると、自分の身が危険である事すらわからなくなるので要注意だ!「自殺」の言葉が頭の中に度々出て来始めたら、心療内科や精神科などの門をたたく事をお勧めする。カウンセラーがいるとなお良い。つまり医療の力をかりる事だ。夜間や深夜に自殺の思いに取りつかれたら、信頼できる、気のおける友人知人や身内に電話をする!そうすることに気がひけるなら、「いのちの電話」というところがある。ここに電話して、胸の内をめいっぱい聞いてもらう。深夜でも未明でも良い。ここは24時間無料だ。何回かけてもいい。名を名のる必要もない。しかし、自殺をしかけているなら、名前と今いる所を教えて、助けを求める事だ!一度「いのちの電話」にかけても感じ良く聴いてもらえなかったと思うなら、別の「いのちの電話」にかけるといい。全国にたくさんある。検索すれば電話番号一覧だってすぐにわかる、皆、研修を受けた人たちだ。ストレートに「自殺のことを考えてしまう」と告げればいい。それから、友人や知人、身内でも、あれこれ自分を批判する人には電話しない方がいいだろう。批判されても
何の役にもならない。何れにせよ、自分で自分のいのちが守れなくなりつつある時には早めに気づくこと、そして対処行動や助けを求める行動を起こすことが必ず必要なのだ。