児童虐待(親にとって子供)

まえに、子供のまま大人になり、また、親になる、という話を書きました。

そして、児童虐待について言えば、子供を人形のように扱う親といったことも書きました。

それは、いらなくなれば子供を始末するような親の態度から考えたことですが、また、子供のままのような親が自分の持ち物かのように扱う人形に「子供」を見立ててみたわけですが、養育の態度ということで考えれば、ペットのごとく扱われる「子供」と言った方がよいのかもしれません。

問題は、しつけをするのに、まるでペットかペット以下の扱いで行う、大人にならないまま親になった人の存在です。

子供は、親を選べませんから、悲しい限りです。

そして、こうした親の養育に代わって、社会が税を投入して子供を見ることになります。
かつては、親が死亡したなどで、子供の保育や養育を社会が見ていたのですが、乱暴な言い方ですが、子供を生んだものの養育をうまくできない者に代わって、社会が子供を養育するという形といえましょう。

養育の仕方を教えることは重要であるし、なされてもいましょうが、それは積極的に養育方法を学ぼうとする親には有効でしょうが、そうでない親にはあまり効果をなしません。

はて、さて、どうしたものか・・・。