気にせずにこつこつと歩む

自分が良しとする道をこつこつと歩む。

それは自分だけにしかわからない道かもしれません。

もし、それを励ましてくれる人がいるなら、それはたいへん喜ばしいことです。幸せなことだと言えます。
しかし、その人だって、いつかいなくなるかもしれません。いつか、その人の気持ちも変わるかもしれません。

励ましてくれる人がいようがいまいが、道は自分の道でしかないのです。
ただ、こつこつと、自分の道を歩むだけです。

生きるとは、そういうものだろうと思います。



だいたい人の評判などというものは、相手にたいするやっかみとか嫉妬から出ているものが多いのに、これをまともに受けとめるからいけないのです。気にすればするほど、まわりの声が耳に入ってくるものなのです。・・・ほめられようがけなされようが、自分がよしとした道をだいじにコツコツと歩く。自分のなかの“みずみずしいいのち”を育て、そして人知れず努力を重ねていく。人生とはそういうものではないでしょうか。(川口義照)


人のことを気にすれば気にするほど、気になり始める。自分の外が気になり始めると、ますます気にし始める。自分を気にしているようで、実は他人の目から見る自分を気にしていたりする。
くれぐれも気をつけて生きねばなりません。