苦しいことばかり

人生は困難なことばかりだ、とでも思っておきなさい。

人生とは、砂山を登るように、次から次に困難が落ちてくるものです。

砂粒ほどのものなら良いが、時には身を潰すほどのものまで落ちてくる。

まあ、人生とはそんなものだと思っておきなさい。

必ずやそんなものだと思っておれば、ちょっとやそこらではへこたれんでしょう。

くれぐれも軟弱者にならぬように!


実践の道とは、日々の日常を私が如何に生きるか、ということのなかにある。


軟弱者に限って、歩みもせずにくだぐだと言っておる。砂山を手でかくばかりで、お前の足はどうした!と言っても、そういう輩は、口を動かせて吠えるばかりだ。

砂に埋もれるまでのところで、悟ることができればよいが、近頃では、砂に埋もれる方が良いとばかりに埋れてしまう者がいる。

生きていることをありがたいとも思っておらんのだろう。