しっかりと生きる

日々に出会うことは、まことに多い。

気弱になっていたり、臆病になっていると、

今日はどんな厄介なことが起こるのだろうとか、厄介なことが起こったらどうしようとか考えて、無駄なエネルギーを消耗し、おまけに一層、自らを臆病にしてしまう。

しかし、これではいけない。


次のような考え方がある。

人間は事にあたるごとに成長するのだ。それは、楽しみなことだ。

人間は、事にあたらなければ、一層の成長はしない。

そこに、日々に修養がある。


ここに、教養があろうがなかろうが、そんなことに関係なく、りっぱに成長する人間がいるのである。


人間として生まれて、
成長する可能性をもって生まれて、

どうして成長せずにいられようか。