人生の生き方

自身がその人生をどう生きるか。
 
人生の生き方は人によりさまざまといえるが、端的にいえば、その人しだいといって間違いない。
 
自分の人生を、しっかりと、主体的に、己がものとして自覚的に生きられているなら、それがわかるはずだ。
 
さまざまな要因に人生が翻弄されても、このことは変わらない。
 
 
自分がその人生をどう生きるか、どう生き終えるか。
 
「『私』しだい」。
 
まさに「しだい」であるが故に、「私」がどうあるかが大事なのである。
 
 
人間の努力目標が富の追求にあるというのなら、私もそのように努力しよう。そのためにはどんな賤しい仕事でも厭わない。だが、富が人間の努力目標でないとすれば、私は自分の生きたい道を選ぶ。(孔子)(久米旺生訳『論語』述而篇)